巷ではスタグフレーションが危惧されている。
スタグフレーション(stagflation)とは「停滞」を意味するstagnationとinflation(インフレ=貨幣の価値が下がり物価があがる事)からの造語。
日本語の意味としては「景気が悪いのに物価が継続的に上昇する」事を意味している。
昨今のガソリン急騰や食品の値上げについては多くの人が理解するところだろう。
一般的に経済は緩やかなインフレ懸念が良しとされている。
物価が少しずつ上がることにより企業の売上も上昇する。
しいてはそこに勤める社員の所得があがるという図式だ。
政府が最低賃金をあげる背景のひとつがここにあると思われる。
でもスタグフレーションの状況下で最低賃金をあげる事には無理がある。
売上が落ちていくのに固定費が上がり続ける。
結果として経営者は雇用を減らすしかない。
政府が最低賃金を上げ続ける事で雇用が減っていくという皮肉な結果になる。
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世界的なスタグフレーションの要因は物流がコロナの影響で滞っているからだと思われる。
世界の港湾で荷物の降ろし待ちで船が足止めをされている。
物はあるのに必要なところに届かない状態が続いている。
コロナが終息してもこの物流混乱は暫く続くのではないだろうか?
こんな状態になると産業の国内回帰を望む声が再燃する。
でも国産では価格が見合わない商品がたくさんある。
一度、生産を中国など海外に渡した商品の価格は日本国産では成立できないのだ。
先進国のジレンマだと思う。
コロナ対策で各国の財政事情は火の車だろう。
相も変わらずお隣の国にはデフォルトの噂が絶えない。
中国でも不動産バブル崩壊の足音が聞こえてきた。
世界的なスタグフレーションの脅威。
自分達に出来る対策は限られている。
家庭菜園で野菜を作るだけでも自己防衛になりそうだ。