スウェーデンと中国人観光客の騒動をご存じだろうか?
まずはYoutubeに「スウェーデンと中国人観光客」といれて検索してほしい。
中国人と思われる観光客が深夜のスウェーデンのホテルの前で英語で抗議している。
大きな声で叫ぶのは中国人特有だがまわりを警察官が囲んでいる。
トラブルの事の経緯はこうだ。
9月2日の深夜にスウェーデンの首都ストックホルムのホテルに中国人観光客3人が到着した。
彼らの宿泊予約は翌日だったが中国人観光客の年配の女性の調子が悪いのでロビーで休ませる事をホテル側に要求する。
ホテル側はこれを拒否したが言う事をきかなかったため警察を呼んだというものだ。
ホテル側の対応はいたって普通であり、本当に調子が悪かったら救急車を呼ぶように思われる。
ところが問題がこれだけではすまない。
このYoutubeの画像が中国政府まで伝わり国際問題になってしまったのだ。
どう見ても被害者はこのスウェーデンのホテルなのだがそのあたりの理屈がこの中国という国には通用しない。
そしてこの事件の続報が飛び込んできた。
21日にスウェーデン放送がこのニュースを取りあげたが、中国政府がこのニュースにさらに噛みついてきた。
ただ中国側の怒りの矛先はこの中国人もさることながらその番組で使われた中国の地図だった。
チベット付近には中国側が主張するものとは違う国境線が引かれたいた。
また台湾がなかったのだ。
論点が中国の領土問題になっている。
中国には「中華思想」なるものがある。
中国が世界の中心に存在しているというものだ。
もちろんそんな事を思っているのは中国人だけだがこのところの経済発展でこの思想が輪をかけて拡大しているようだ。
日本に来る中国人もしかりで大きな声でわめき散らす。
会計の終わっていない商品を店舗内で食べ始める。
民度といってしまえばそれまでだが、「郷に入れば郷に従う」という発想のかけらも無い様だ。
国レベルではできないだろうが、今後は民間レベルで「中国人お断り」のホテルも出てくるかもしれない。
たぶんにそれぐらいの強硬姿勢を見せないとこの国の人は変わらないような気がする。
日本もインバウンドにかこつけて多少は目をつむって「中国人ウエルカム」の姿勢だがそろそろ真剣に考える時期に来ているのかもしれない。