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ポールマッカートニーのベースを聞け2

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この話題、前回評判が良かったのでPART2を作った。

実をいうと自分は結構な楽器オタクでギターから始まり、ベースギター、シンセを始めとする鍵盤楽器を弾いて来た下手の横好きだ。

 

縁起をかつぐ人

 

中でもベースギターにはその奥の深さにはまってしまった。

だから今でも曲を聞くとベースギターの音ばかり聞いてしまう。

 

という事で今回もビートルズのベーシストであるポールマッカートニーのベースからその魅力について触れていこうと思う。

今回はひとつのアルバムに特化してみたい。

 

そのアルバムは「The Beatles」そうビートルズファンなら誰もが知っている「ホワイトアルバム」だ。

その曲を聞く際には、ベースギターの音に集中して聞いて欲しい。

 

まずは「Dear Prudence」。

ジョンがインドで作ったという不思議な曲。

 

その前の軽快な乗りの「Back In The U.S.S.R.」とは対称的にスローな曲だが、このベースギターは非常に味がある。

コードはDのループ(例えば曲はC【ハ長調】で始まればCで終わるのが一般的。)なのだがベース音はかなりバラエティーにとんでいる。

 

なんともいえない不思議な曲調はベース音から生まれているのではないかと思う。

 

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つづいてジョンの作った「Glass Onion」だ。

こちらはジョン特有のコードループ無視の展開なのだが、何故かしらエンディングでしっかりと収まる不思議な曲。

 

ベースギターの音はチョッパーで叩いているかのようにかなり現代的な音に聞こえる。

この曲もベースギターがないと本当にしまらない。

 

さて次はバラードとして定評のある「I will」だ。

ほとんどフォークギターで構成されているがかすかにベースの音が聞こえる。

 

実はこのベースは楽器ではなくポールの「mouse bass」。

つまり歌っているのだが何ともいえない味がある。

 

 

そして最後にとりあげるのが自分自身もこのアルバムで一番好きな曲「Everybody’s Got Something To Hide Except Me And My Monkey」。

ジョンの曲だがポールのベースギターが最高のドライブ感を出している。

 

初めて聞いた人はあの速い16beatのベースギターに圧倒されるのではないか?

それもかなり正確に弾いている。

 

後半部分でベースの音がミュートされる部分があるがその後の入りも完璧。

その部分を聞かせたくてミュートしたのではないかと思えるぐらいの聞かせ場だ。

 

出来たらヘッドホンでベースギターに集中して聞いてもらえたらこの曲がさらに好きになると思う。

この4曲を聞くだけでもポールの凄さがわかると思う。

 

 

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