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女性のコミュニケーション能力

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早朝、早起きして近隣の公園のまわりをウオーキングしている。

この公園は結構大きいので一周およそ1.2kmぐらいはあるだろう。

 

通常、二周、気分が乗れば三周まわっている。

さすがに今日のような雨の日はお休みになる。

 

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この頃はかなり多くの人と顔見知りになり挨拶を交わす機会も増えた。

こういう時に驚くのが女性のコミュニケーション能力の高さだ。

 

女性は友だちを作るのが本当に上手だと思う。

これは昔、ある知人から聞いた話だ。

 

女性は子供が生んだ時から多少目上の人でもママ友には敬語を使わなくなるらしい。

つまり同世代の子供を持つ女性同士はすべて並列であり会話は「ため口」になるのだ。

 

男性社会では考えられないが子供を授かる年齢は一律ではない。

十代の女性もいれば四十を超えている女性もいるだろう。

 

でもここで明らかに年配の女性に「敬語」を使う事は確かに失礼にあたる。

いくつであろうと皆「ママ一年生」というくくりで良いのだ。

 

敬語を使わないのだから「上下」の関係もない。

女性は学校を出て就職、結婚後、上下関係のない社会で人間関係を構築しながらコミュニケーション能力を磨いていくのだろう。

 

もちろんそれはそのまま老後のコミニュティにも生かされていく。

 

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ところが男性はどうだろうか?

学生時代に体育会にいた人間はそのままののりで階級社会である「会社」に船出していく。

 

数十年に渡って身を置いた縦社会から定年を機に上下関係のない現実社会に放りだされるわけだ。

それはあまりにもかよわい子羊のような存在だ。

 

特に大手企業にいた人が陥るのが「看板の後ろ盾」が無くなることだ。

「社名」と「役職」で確立してきた自分の立ち位置が一気になくなる。

 

時々、過去の栄光を延々と自慢する男性がいるが見ていて悲しくなる。

という事で朝の公園には複数の賑やかな女性グループと黙々と歩いたり、ランニングする男性達がいる。

どこか女性たちは楽しげで、男性たちは黙々と仕事をこなしているかのようにも見える。

 

 

厚労省が発表した平成29年度の「簡易生命表」によると日本人の「平均寿命」は過去最高を記録している。

男性が「81.09歳」で女性が「87.26歳」。

 

この6年の男女差とは女性のこのコミニュケーション能力によるものではないだろうか?

女性は老後もストレスの無い暮らしを続けていける。

 

それに比べて男性はリタイア後もストレス社会でもがいている様だ。

 

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