関東地方にお住まいの方なら国道16号という環状国道をご存じだろう。
地図を見ると神奈川県の横浜市から千葉県の木更津市を結んでいるようにも見えるが、この国道の起点と終点は横浜市だ。
その距離およそ330kmで東京-名古屋間に匹敵する。
「東京環状」とも呼ばれ東京の外側およそ30km圏を環状に結ぶ国内でも希少な国道だ。
さてこの国道を走っていると沿線に防衛省の施設が多い事に気づかされる。
南から時計まわりに箇条書きする。
神奈川県横須賀市-海上自衛隊横須賀基地
神奈川県横浜市-陸上自衛隊横浜駐屯地
神奈川県相模原市-陸上自衛隊座間駐屯地
東京都福生市-航空自衛隊横田基地
埼玉県入間市-航空自衛隊入間基地
埼玉県さいたま市-陸上自衛隊大宮駐屯地
千葉県柏市-海上自衛隊下総航空基地
千葉県船橋市-航空自衛隊習志野分屯基地、陸上自衛隊習志野駐屯地
千葉県木更津市-航空自衛隊木更津分屯基地、陸上自衛隊木更津駐屯地
と言った具合だ。
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もちろん横須賀市にはアメリカ海軍の横須賀基地、福生市にはアメリカ空軍の横田基地もある。
そう国道16号沿線には国防関係の施設が集まっているのだ。
国道16号の制定年が1887年(明治20年)という事を考えると国防施設がある都市を結んだというよりも国道16号沿線に国防関係の施設を作ったという事だろうか?
確かに有事の際に軍用車や戦車が走行できる広い道が必要となる。
そのために16号沿線が選ばれたのかと穿った見方をしてしまいそうだ。
軍事ネタの都市伝説といえば「地下鉄有楽町線の謎」がある。
他の路線との接続があまり良くない。
というよりも軍事上の秘密があるからあえて接続を悪くしている?なんて噂もあった。
東武東上線に直通運転している有楽町線。
東武東上線沿線には陸上自衛隊の朝霞駐屯地がある。
有事の際には朝霞駐屯地から戦車を運ぶためにトンネルを広く掘ってあるなんていう噂も。
また永田町や桜田門という政府の中枢に駅があり、有事の際に政府首脳を新木場のヘリポートに運ぶためなんて噂もあった。
もちろん確証がある話ではない都市伝説だ。
そうなると国道16号は国防ロード?
信じるか信じないかはあなた次第だ。