世界的に「缶コーヒー」という飲み物は存在しないらしい。
そう缶コーヒーは日本特有の食文化。
という事で日本は世界一の「缶コーヒー大国」という事になる。
物心がついた時から身近にあった飲み物だから自分はあまり違和感を感じた事はない。
でも改めて考える確かに不思議な飲み物だ。
ところで自分はあまり缶コーヒーが好きではない。
少々語弊があるだろう。
厳密には積極的に缶コーヒーは購入しないと言った方が正解だ。
それは缶コーヒーが非常に甘いことに由来する。
微糖タイプでも甘い。
そもそも自分はコーヒーはホットでもアイスでもブラック派だ。
なのでコーヒーに砂糖やガムシロが入っている段階でだめだ。
かと言って缶のブラックコーヒーならOKかというとそれも違う。
要はあの缶に入っている段階で自分的にはコーヒーではなくなっているのだ。
およそ6000億円市場の缶コーヒー業界を中傷するつもりは毛頭ない。
あくまでも自分の趣向の問題だ。
だからコンビニに行っても缶コーヒーの並ぶ冷蔵庫の前で悩むことはまずない。
レジ横にあるドリップタイプのホットコーヒーをブラックでいただくからだ。
それも猛暑でもない限りアイスコーヒーを選ぶこともない。
コーヒー好きとは本来そうあるべきだと思っている。
そもそも自分が缶コーヒーが苦手なのは含まれている糖分の話を聞いてからだ。
よく話題にのぼるが缶コーヒー1本に角砂糖に換算したら3~4ヶ分の糖分が入っているという。
だから缶コーヒーが好きな人はコーヒーが好きなのではなく、単なる「甘党」らしい。
ちなみに自分がレギュラーコーヒーでもブラックにこだわるにはもうひとつ理由がある。
それはコンビニに置かれている常温で持つコーヒーミルクだ。
植物脂肪に添加物を加えたまがいもののミルクで色が白いのは着色料で染めているからだという。
とてもこれを入れてコーヒーを飲む気にはなれない。
もちろんこの業界も中傷するつもりは毛頭ない。
食品の趣向は人それぞれだし国が認可している以上は個人の判断で摂取すれば良いだけの話だ。