好評の三桁国道の二回目で今回は112号から119号まで旅してみたい。
ところで前回でも触れたが国道111号は欠番だ。
国道112号 (山形県山形市-山形県酒田市)
国道113号 (新潟県新潟市-福島県相馬市)
国道114号 (福島県福島市-福島県双葉郡浪江町)
国道115号 (福島県相馬市-福島県耶麻郡猪苗代町)
国道116号 (新潟県柏崎市-新潟県新潟市)
国道117号 (長野県長野市-新潟県小千谷市)
国道118号 (茨城県水戸市-福島県会津若松市)
国道119号 (栃木県日光市-栃木県宇都宮市)
100番台も二回目になると法則性が見えてくる。
どうも三桁国道は青森県から徐々に南下しているのだ。
国道112号は山形自動道と並行している。
県都である山形市と庄内地方の二都市を結ぶ山形県の幹線道路だ。
ちなみに山形県の都市人口ランキングではおよそ25万人の山形市を筆頭に、鶴岡市がおよそ14万人、酒田市がおよそ11万人と続いている。
国道113号は直線で新潟県に隣接する福島県に直接入らず山形県宮城県と迂回する。
日本海側と太平洋側を結ぶ横断道路になっている。
迂回の原因はもちろん山だ。
横断ルートならではのルート取りだったのかもしれない。
この国道113号と相対するようにルート取りされているのが国道115号だ。
同じく福島県相馬市から福島市を経て会津磐梯山のすそ野にある猪苗代町へとつながる。
この国道沿いにある「裏磐梯」の秋は絶景だ。
新潟県柏崎市から県都の新潟市に至る国道116号はそのほとんどをJR越後線と並走する。
僅か80kmほどの短い国道だ。
というよりも柏崎市-新潟市間が80kmもあることに驚かされる。
新潟県は横に長い。
海岸線の長さはおよそ330kmもあるのだ。
近そうに見えて遠いのが新潟県内の移動のようだ。
水戸から始まる国道118号が福島県会津若松市まで行っているのを知っている方も少ないのではないだろうか?
大方の人はJR水郡線の感覚で4号線にぶつかったところで福島県郡山市どまりと思いがちだ。
会津若松市まで持っていったのはなかなか発想が面白いと思う。
そして最後に来るのが国道119号だ。
関東の人はこの道知っている多いと思う。
というのも日光に行く際に必ず使う道だからだ。
関東に住んでいると親戚が来るとすぐ「日光」に行こうと始まる。
東北道を走って宇都宮インターを降りればもうそこは国道119号だ。
杉並木の日光街道を走ると世界遺産の日光に辿りつく国道でもある。
三桁国道二回目の旅は山形県から栃木県に広がる国道達だった。