最近、性犯罪のニュースを非常に多く感じるのは自分だけだろうか?
痴漢や盗撮の類のニュースを見ない日がない。
つい三日前も浦和で線路上に痴漢が逃げて動画が公開されていた。
驚く事にこの手の犯罪を起こす人にお堅いお仕事の方が多いという。
警察官や自衛官はたまた公務員などだ。
もちろんマスコミ側もお堅いお仕事の方のほうがニュースソースとしてインパクトがあるから前面的に取り上げるのだろう。
しかし大方の人は痴漢や盗撮などの犯罪を起こす人達を「計算ができない人達」と思っているはずだ。
そうが痴漢や盗撮は非常に割が合わない所業なのだ。
東京都の迷惑防止条例によれば「一年以下の懲役又は100万円以下の罰金」となっている。
ただその刑事罰もさることながらその後の人生に社会的制裁が重くのしかかる事になる。
失業、一家離散などは容易に想像できる。
姓名が公開されればその代償は計りしれないものになるだろう。
その事を考えたら普通の人は痴漢や盗撮行為はできないと思うのだがそれを起こしてしまう。
理性とはいとも簡単に本能に負けてしまうものなのか?
さて性犯罪には痴漢や盗撮などより深刻なものも多発している。
強姦やレイプといわれる類のものだ。
こんな事件が多発するとやれ外国人が増えたからだとする風潮がおこる。
確かにそれもあるかもしれないが日本人の中にも壊れた人が増えていることも事実だと思う。
それは我々シニア世代が若かりし頃から普及し始めたアダルトビデオやゲームソフトがかなり影響を与えているだろう。
そして女性側も無防備過ぎるともいえる。
深夜1時に若い女性が一人で歩いている国など日本ぐらいしかないだろう。
さて問題はその強姦やレイプの対象となる被害者だ。
誤解を恐れずに言えば大人の女性を狙う犯人はある意味で正常だ。
方法はもちろん違法だが性の対象が大人の女性だからだ。
問題は女児がその対象となる場合だ。
この場合はもう病気としか思えない。
さらにもっと深刻なのは性の対象が男児の場合だ。
もうこれは重症だろう。
もちろん病気だからといって減刑してくれという話をするつもりは毛頭ない。
性犯罪のニュースを見るたびにいつもそんな事を思ってしまう。
そして彼ら重篤な性犯罪をおこした人達は出所後にどのような人生が待っているのだろうか?
家族も友人も皆いなくなっている。
その寂しさからまた再犯を重ねていく。
なんて不幸なスパイラルなのか。