昔、国鉄のキオスクにはおつりの魔術師のような人がいた。
客の買い物に際して瞬時に釣銭を計算して渡す事のできる店員さんだ。
釣銭トレイのようなものに100円玉、50円玉、10円玉が配置されていて、その取り出す様はまさにマジシャンの様だった。
狭い店内の在庫を絶えず把握するために売れたら補充して絶えず商品を満タン状態にしていたのも思いだす。
これはキオスクに限ったことではなく、弁当売りの方などの瞬時に計算して窓越しにお金のやりとりをしていた。
とにかくホームの商人は計算が速くないと成り立たない。
時代は流れキオスクの系統を組むJRの小規模小売店であるNewdaysではおつりさえも無くなろうとしている。
Newdaysセルフレジの導入により現金のやりとりが無くなろうとしている。
このセルフレジでは現金の選択肢はない。
交通系電子マネー、クレジットカード、楽天Edy、WAON、nanaco、iD、QUICPay、バーコード決済(Alipay、WeChatPay)となっている。
という事はこれらの決済機能を所有をしない人は必要なものを購入しようとNewdaysに駆け込んでも購入できない事になる。
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現金主義の人にとっては由々しき問題だ。
〇〇Payをやっていない自分でもSuica(Super Urban Intelligent CArdの略称、JR東日本系の電子マネー機能付きのIC乗車カード)とnanaco(セブンイレブン系の電子マネー)は持っている。
そしてクレジットカードもあるのでそれで対応するしかない。
最近はコンビニでも半セルフレジで店員さんが現金を扱わないようになってきた。
その背景にあるのは業務の効率化もさる事ながら、一番のポイントはパートやアルバイトの不正防止だと思う。
そもそも現金に触れないのだから不正を働く事が出来ない。
そして犯罪防止にも一役買っていると思われる。
効率化にともない何とも世知辛い世の中になったものだ。
東京にお越しに際には一番信用があるはずの現金が使えない店がある事を肝に銘じておく方が良い。