日本では憲法上、職業選択の自由が認められている。
でも求職者を選ぶ立場の企業においても選択の自由が存在する。
つまり学歴によるフィルタリングだ。
大企業においては学歴どころか大学自体がフィルタリングされる。
自分は新卒の時、某大手飲料メーカーに応募した。
いつまでも経っても回答が無いのでその企業の人事部に連絡を入れてみた。
先方から大学名を聞かれて回答した瞬間に不合格が判明した。
つまり書類選考さえない。
大学名でまずフィルタリングされていたのだ。
もちろん大手を降って誇示できるほどの有名大学ではないのは承知のうえ。
でもこのあからさまな対応で社会の現実を知る事となった。
でもその後、社会に出て、取引先でいろいろな人間を見てきたけど高学歴だから使えるというのは嘘だと思った。
つまり高学歴でも社会において使えない人間は腐るほどいる。
でも企業において人を雇うという事は博打みたいなもの。
人は雇って暫くしないとその本性が見抜けないからだ。
だから企業は学歴や出身大学をその指標とせざるを得ないのだろう。
だから学歴という壁が作られる。
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高校時代にクラスで退学をする人間がいた。
その理由が何だったのか思いだせないがまわりの人間や教師が止めていた事だけは覚えている。
その後、同窓会で会ったその友人は高校を辞めた事を本当に後悔していた。
十代で社会に出て中卒という肩書の風当たりを実感したのだろう。
雇う側からしたらその人間が仕事が出来る出来ないは関係ないと思う。
「僅か三年間の学校生活を我慢できなかったのか」という色眼鏡で見てしまうはずだ。
学歴の壁は一生後を付いてくる。
特に若い世代は安易な判断はすべきでは無いと思う。
ただし一つだけ例外があるとするならあの若き将棋の棋士のように一芸を身に着け、将来の収入の目途がたっている人ぐらいだろう。
何の一芸が無いのなら間違っても小学生のうちから学校へ行かない宣言をしてはいけない。