昨夜のニュースを見ていると、各社とも競って繁華街や観光地の状況を取材に行っていた。
予想通りに観光地に閑古鳥が鳴いていたとか、予想に反して都市近郊の郊外型モールに人が集まっていた等々。
もちろん取材の自由は認めるけれどマスゴミの不要な情報発信のせいで人の動きを推進していないか?
都内で飲酒を出来ない人達は近隣の県に流れていると聞けば人が移動するのは目に見えている。
政府が人の移動の抑制を進めてもマスゴミが要らぬ情報を流していては元も子もない。
もともとテレビ局は大手広告代理店の意向に沿って情報発信をしていた背景がある。
穿った見方をすれば大手広告代理店は人の動きを止めたくないかと思ってしまう。
例えばテレビに良く出て来る都内の小さなスーパー。
このスーパーとその社長さんはとにかくテレビ局の御用達だ。
先日も見ていると、在宅が増えた関係で長期保存できる芋や人参が売れていると言う。
それも昨今の野菜高騰を受けてもかなり売れているとう情報だ。
これを見た消費者には「高くても今買っておかないいけない」という情報が刷り込まれる。
流通側の仕掛けにまんまとのせられた格好だ。
また良くあるのがインタビューにおける情報操作。
テレビ局側が意図とする回答をしてくれたインタビューのみ採用する。
反対意見が多くてもそれはマイナーな意見として処理されてしまう。
実はこのインタビューを専門に受けるプロがいるらしい。
もちろん一般消費者としてカメラに収まるのだが、もちろんテレビ局側の意向に沿った回答をしてくれる。
テレビでは一時期、やらせ問題がやり玉に上がったのに何も変わっていない。
そうマスゴミには自浄能力が無いのだ。
だから自分はテレビも新聞もまず信用していない。
そうメディアに完全中立なんて期待できないからだ。
いろいろな情報に目を通して自分で判断する。
オールドメディアとニューメディアの変換期の今だからこそ必要なのだと思う。