一般的に地下鉄敷設の条件としてその都市の人口規模が100万人と言われている。
100万の人口がいないと地下鉄という高額な投資に見合う収入が得られないという事だ。
だから日本の地下鉄がある都市で一番人口が少ないと思われる仙台市でも人口はおよそ108万人もいる。(千葉県の船橋市には東京メトロ東西線が走っているがこちらはあくまでも東京都の地下鉄なので船橋市はカウントしない)
だから100万人を割る様な都市はモノレールで対応する事になる。
千葉市や北九州市などがそうだ。
ところで地方の都市の地図を見ているとついつい地下鉄計画を立てたくなる。
人口が100万にも満たない都市でも仮想で敷設してみるのは楽しい。
ということで今回、食指が動いたのは佐賀県の県都である佐賀市だ。
佐賀市の人口はおよ23万人で九州の県庁所在地としては一番小規模だ。
現在、九州新幹線の長崎ルートの誘致でもめている。
もともと佐賀市は福岡市まで特急電車で僅か50分。
新幹線の必要性は確かに感じられない。
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さて佐賀市は人口的には地下鉄敷設は厳しいが市域が広いので路線を計画してみた。
起点は「高木瀬」で終点は「本庄町」となる。
高木瀬
↓
佐賀工業団地
↓
国立病院前
↓
佐賀駅
↓
中央橋
↓
中の小路
↓
佐賀県庁前
↓
佐賀城公園
↓
佐賀大学前
↓
本庄町
というルートになる。
佐賀市内を北から南西にコンパクトにまとめられたと思うが地元の方のご意見はいかがだろうか?
佐賀市の2045年の予測人口は現状より11%減少しておよそ21万人。
すごい減少と驚くなかれ。
佐賀市は九州の都市としては検討しているほうなのだ。
先ほど話題にでた長崎市の人口は現状より27%減少しておよそ31万人だ。
同じ長崎県内の佐世保市は20%減少しておよそ20万人の予測がでている。
そう考えると九州新幹線長崎ルートの建設には少々無理を感じる。
あくまでもこの地下鉄計画は自分の独断と偏見による仮想地下鉄だ。
この仮想地下鉄は実現する可能性はかなり低いだろう。