7月も後半に入りそろそろ子供達も楽しみな夏休みのスタートと思いきやこれは関東地方の発想で、地域によってだいぶばらつきがあるようだ。
特に冬場の休みを重視する雪国では授業の帳尻合わせのために夏休みを短縮せざる得ないわけだ。
ちなみ北海道の場合7月26日~8月19日あたりが一般的で自分達の感覚である40日間には遠く及ばない。
これは東北地方も同じで岩手県や秋田県なども概ね似たようがスケジュールになっている。
ということは夏休みの宿題が溜まって8月31日に大騒ぎになるという概念はこの地域に子供にはない事になる。
概ね8月15日のお盆を過ぎたらこの地域の子供はざわつき始めるという事だろう。
どちらにもしても計画的に出来ないのが夏休みの宿題だ。
この経験を繰り返しながらビジネスの「納期」感覚を養っていくのかもしれない。
ところで夏休みといえば海ということで、自分も子供の頃や父親になって子供を連れて海には良く行った記憶がある。
そして毎年ニュースになるが海の事故だ。
特に水泳に自信がある人がその事故にあう。
原因は「離岸流(りがんりゅう)」ではないかと言われている。
沖合から岸に向かって打ち寄せる波が沖に速いスピードで戻ろうする。
幅にして10~30mと決して広いわけではない。
もちろん各海水浴場の浜にもこの「離岸流」が発生しているのだ。
もちろん目には見えない。
この流れの中では水泳の達者な方でも岸に戻るのは至難の業になるようだ。
もしこの潮の流れにのって沖合に流されてしまったらどうするべきか?
無理して岸に戻ろうせず岸と並行して泳いで岸に向かっている波になったら岸に向かえば良いらしい。
ただ流されてしまってこの冷静は判断は出来るか怪しい。
自分は海は足の着くところで漂って遊ぶ所で良いと思っている。
泳ぎたかったらプールに行ったほうが良いからだ。
特に夏場はビールなどのアルコールも入っている可能性がある。
表現は悪いが自殺しに行くようなものだ。
特に若い頃は虚勢を張りたがる。
その虚勢で命を落としてしまったら元も子もない。
子供であれば楽しかった夏休みが一転してしまう。
「離岸流」の対処法は知っておくべきだと思うが「離岸流」に近寄らない学習もしておくべきだ。
皆で楽しい夏休みになる事を祈っている。