子供をたくさん作る夫婦は子供が幼い頃のかわいさが忘れられないからだという。
自分は自分の子供が生まれるまでその意味が理解できなかった。
しかし我が子と暮らすようになるとその意味は容易に理解できた。
赤ちゃんは生まれてから何もしていなくても「親孝行」をし続けているとも言われる。
その存在自体が親に幸福をもたらすのだ。
また「子はかすがい」という言葉をよく耳にするだろう。
この「かすがい」という言葉を「宝物」的に受け止められている方が多いのではないだろうか?
ちなみに「かすがい」とは「春日井」ではない。
「かすがい」とは「鎹(かすがい)」のことだ。
「鎹(かすがい)」とは材木と材木とをつなぎ合わせるための両端が曲がっている釘のことだ。
つまり子供がいる事により夫婦の縁が保たれているという例えに使われているのだ。
そう子供がいる事により夫婦にもたらされるメリットは計りしれない。
ただしそれは円満な夫婦関係にあるのが大前提だ。
不幸にも離婚という選択肢を選ぶ夫婦は多い。
そこで問題になるのが女性側が子供の親権を取った場合だ。
最近ではそのような女性を「バツイチ子持ち女性」と表現される。
一般的に女性が親権を取ったほうが良いとされるが現実的な事を考えるとかなり厳しい生活になる。
そこで多くのバツイチ子持ち女性が再婚という選択肢を選ぶ事になる。
ところがバツイチ子持ち女性の結婚には多くのリスクがはらんでいる。
子供の虐待のニュースが出るたびに再婚相手の男性が加害者である場合が多い。
結婚相手を性善説で捉えて安易に結婚すると大きな過ちを起こされる。
現在の日本の離婚率は35%にも及ぶ。
三組に一組はが離婚している計算だ。
こうなるとバツイチ子持ち女性の結婚の可能性もかなり上がってくる。
一度結婚に失敗している人は次の結婚相手の選択に慎重になるはずなのだが、虐待の話は後を絶たない。
という事で昔、知人に言われた言葉を思いだす。
離婚とは転職と同じようなものだ。
再婚相手(転職先)が現状より良くなる可能性があまり高くないということ。
もちろん再婚してより良い結婚相手に恵まれる人もいるかもしれない。
どうしても再婚したいのなら、自分の連れ子を可愛がってもらえない大前提でバツイチ子持ち女性は結婚にのぞむべきだ。
最後に子供を守ってあげる事ができるのは生みの母親だけという事を認識すべきだ。