東京の地下鉄には経営母体に関係なく路線番号が通しで割り当ててられている。
今回は8号線と言われている東京メトロ有楽町線について触れてみたい。
実をいうとこの路線には以前から都市伝説が多数ささやかれている。
今回は主旨を少しかえて有楽町線の都市伝説についてお話ししてみたい。
もちろん本当かどうかは不明だ。
信じるか信じないかはあなた次第なのだ。
まずルートの確認だ。
起点は埼玉県の和光市駅で終点は江東区の新木場駅となる。
和光市駅から北は東武東上線に直通運転をしている。
また小竹向原駅から西側に分岐して西武池袋線にも直通している。
新木場駅側は延伸の話もでているが現状は新木場駅が終点となっている。
それではこの直通路線を含めて沿線の施設をあげてみる。
陸上自衛隊朝霞駐屯地(東武東上線和光市駅) 和光市駅の先にある車両基地は朝霞駐屯地に隣接
陸上自衛隊練馬駐屯地(東武東上線東武練馬駅)
航空自衛隊入間基地(西武池袋線)
防衛省(有楽町線市ヶ谷駅) 陸上自衛隊市ヶ谷駐屯地、会場自衛隊幕僚本部、航空自衛隊市ヶ谷基地
国会議事堂(有楽町線永田町駅)
警視庁(有楽町線桜田門駅)
東京ヘリポート(有楽町線新木場駅)
この都市伝説の起因はこれら国防上重要な機関や施設を有楽町線が結んでいるというところから始まっている。
有事の際には政府要人はこの地下鉄を使って東京ヘリポートに移動するとか、戦車が通れるようにトンネルの幅を広くとっているなどというものだ。
また有楽町線は走っていないが丸ノ内線などが乗り入れる「国会議事堂前駅」は深さ37.9mと東京メトロの駅の中で一番深くなっている。
一説には核シェルターになっているとも言われている。
実際モスクワの地下鉄駅は核シェルターになっている。
確かにこういろいろ挙げていくとまんざら都市伝説でもない様に思われてくる。
公式に肯定も否定することも出来ないような気がする。
国家機密に関することを公開している国などないからだ。
という事で今回は謎の多い有楽町線について触れてみた。
何回もいうが本当かどうかは不明だ。
信じるか信じないかはあなた次第なのだ。
でもこの都市伝説を検証するために沿線の旅をするのも良いと思う。
東京メトロ内なら一日乗り放題の「東京メトロ24時間券」が600円だ。
ただし直通運転で東武鉄道や西武鉄道に乗り入れる際には別途切符が必要なので注意してほしい。