好評の三桁国道、今回は230号から239号まで旅してみたい。
青森県から鹿児島県まで移動してきた三桁国道がまさかの北海道上陸に。
そのまま北海道を北上するのか?
国道230号 (北海道札幌市-北海道久遠郡せたな町)
国道231号 (北海道札幌市-北海道留萌市)
国道232号 (北海道稚内市-北海道留萌市)
国道233号 (北海道旭川市-北海道留萌市)
国道234号 (北海道岩見沢市-北海道苫小牧市)
国道235号 (北海道室蘭市-北海道浦河郡浦河町)
国道236号 (北海道帯広市-北海道浦河郡浦河町)
国道237号 (北海道旭川市-北海道浦河郡浦河町)
国道238号 (北海道網走市-北海道稚内市)
国道239号 (北海道網走市-北海道留萌市)
という事で230番台は北海道中央部から北部に至る地域を広域にカバーしているようだ。
まず国道230号は札幌の奥座敷といわれる南西部にある「定山渓温泉」を通り、洞爺湖を経て一旦国道37号を経由して再び渡島半島の西側に抜けるルートだ。
国道231号は札幌市の北側の石狩市を抜けて海岸線を留萌にむけて北上する。
留萌ではそのまま国道232号として継続して稚内市を目指す。
途中から国道40号と合流するがサロベツ原野を望む最高の国道だ。
国道233号は北海道旭川市-北海道留萌市となっているが深川市から旭川市間は国道12号との重複区間となっている。
国道234号はJR北海道の室蘭本線とまさに同ルートだ。
この室蘭本線の岩見沢駅-沼ノ端駅間は廃線論議の渦中にある路線だ。
何とか残して欲しいものだ。
そしてこの三つの国道の終点となっている浦河町なるものが気になる。
実は北海道には昔、「支庁」なるものが存在していた。
その広さゆえに管轄区域における道の事務の一部を分掌していたが、現在その名称は「振興局」となっている。
浦河町は「日高振興局」の所在地であり比較的古くから街を形成してものと思われる。
ゆえにこの浦河町に周辺都市から国道が集まるのではないだろうか?
国道238号は網走市からオホーツク海を右手に見ながら北上する。
国道239号は北北海道を縦断するような構造になっている。
さて240号以降はどちらに向かうのか?