自分はご多聞に漏れずBeatlesの大ファンである。
歴史上、ロックという音楽でこれだけのファンを獲得したのは間違いなくBeatlesであろう。
さてそのBeatlesファンが良くやりがちなのが楽曲のランキング付けだ。
まさに自己満足の世界そのものである。
誰に話すのでもなく自分でそのランキングの順位付けを変動させては自己満足していた。
そもそもスタンダードナンバーや名曲の多いBeatlesの楽曲をランキング付けをする事自体がナンセンスな話なのだ。
でもファンはそんな無駄な作業をしたがる。
いろいろな意見があるだろうが自分の中でのベスト5は昔も今もあまり変わっていないような気がする。
自分のベスト5をあげてみよう。
1位 Something
2位 A day in the life
3位 Come together
4位 Strawberry Fields Forever
5位 Heu jude
明らかにジョンレノン贔屓がわかってしまう選曲だろう。
基本的にはBeatlesの曲は「レノン・マッカートニー」のクレジットがついている。
一見すると二人の合作のように思われがちだ。
しかし基本的にはメインボーカルをとっているほうの作品と思って間違いない。
もちろん「A day in the life」のような合作もある。
1位の「Something」については原曲の良さもさることながら、ポールが画策したであろうアレンジにノックアウトされてしまった。
よくポールはジョージの作った曲の時にベースギターを張り切るといわれている。
実際この「Something」はまさにその典型といも言える曲だ。
ポールの奏でるベースギターはリズムキープというよりもほぼリードギターになっている。
でもこれがまた良いのだ。
だからこそBeatlesなのだ。
さて本日の本題でもある「Come together」の歌詞について触れてみたい。
当時の青盤の「Come together」の歌詞和訳欄には「対訳不可能」となっていた。
当時はヒッピー全盛の時代でドラッグもしくは性的な表現で日本語で表現しにくと思っていた。
その後いろいろな書籍で和訳を読んでもまるでチンプンカンプン。
当時のジョンレノンは「I am the Walrus 」や「Lucy in the sky with Diamond」など抽象的な歌詞に徹しておりいわゆる言葉遊びをしていたのだ。
特に「Lucy in the sky with Diamond」については頭文字がLSDを彷彿させるという事で物議を醸した事もある。
ジョンとしては言葉遊びをしながら幻覚的なイメージを取り入れたかったのかもしれない。
ただここに来て「Come together」に関しては新説が出て来ている。
執拗にイルミナティのメンバー入りを求められていたジョンが間接的にイルミナティを批判したものと言うのだ。
少々都市伝説系の話だが興味のある方はぜひググってみてほしい。