日本政府が昨日刷新する1万円札、5000円札、1000円札の図柄を公開した。
ご存じの通り1万円札は実業家の渋沢栄一。
5000円札は津田塾大学の創設者である津田梅子。
1000円札は医学博士の北里柴三郎になった。
渋沢栄一に関しては少々今までの1万円札で使用された偉人に比べて認知度が低い感も否めない。
でもこの方の功績は確かに素晴らしい。
日本国民としては別段問題もなく最終的にはその図柄も違和感を感じることなく馴染んでいくことになるだろう。
そもそも紙幣などはあまり真剣にデザインを見た記憶がない。
皆さんもどちらかというとその「色合い」でその貨幣価値を認識しているところがあるだろう。
だから国民的には紙幣のデザインが変わったところで実生活いはなんら変化が起こるとも思えない。
ところがこの日本の紙幣のデザイン変更に異論を唱える国がある。
厄介な隣国である韓国だ。
産経新聞によると韓国メディアが日本の新紙幣発表をうけて批判のメッセージを発信している。
批判の矛先は1万円札の渋沢栄一だ。
実をいうと渋沢が1900年代初頭に朝鮮半島で発行した紙幣の肖像画が渋沢栄一だった事に由来しているらしい。
韓国側の言い分としては渋沢が韓国の利権を収奪したということになるのだろう。
他国の紙幣にクレームをつける感覚がまず理解できない。
そして韓国の根本的な歴史認識のずれを感じてしまう。
そもそも日本は韓国を侵略したことはない。
もちろん秀吉の「朝鮮出兵」までさかのぼれば侵略行為があったかもしれない。
ただ近代においては韓国側が日本の統治下に入ることを希望したのだ。
というかもし日本の統治下に入っていなければロシアもしくは中国の統治下に入っていたのではないだろうか?
そして日本が収奪行為にも違和感を感じる。
仮に日本が収奪をしたとしていてもそれ以上のインフラを日本は韓国に置いてきている。
それで日本に非難するのはお門違いというものだ。
というかそこまで歴史をさかのぼることもなく他国の紙幣デザインを批判するのは内政干渉そのものだ。
仮にアメリカのドル紙幣にマッカーサーの肖像が描かれても非難する日本人はいないはずだ。
韓国には日本向けの被害者ビジネスの発想がどうしても垣間見える。
重箱の隅をつついて日本からお金を巻き上げようという考えをいつまで続ける気なのか?