好評の三桁国道、今回は250号から259号まで旅してみたい。
北海道からいきなり関東、中部地方に移ってきた240番台。
どこに進むかは未知数だが前回と同じくこの記事を書く前からあるひとつの事実がすでにわかっている。
それは国道254号だ。
都内および関東地方に方には「川越街道」として有名だ。
国道254号は池袋のメインストリートでもある。
国道250号 (兵庫県神戸市-岡山県岡山市)
国道251号 (長崎県長崎市-長崎県諫早市)
国道252号 (新潟県柏崎市-福島県会津若松市)
国道253号 (新潟県上越市-新潟県南魚沼市)
国道254号 (東京都文京区-長野県松本市)
国道255号 (神奈川県秦野市-神奈川県小田原市)
国道256号 (岐阜県岐阜市-長野県飯田市)
国道257号 (静岡県浜松市-岐阜県高山市)
国道258号 (岐阜県大垣市-三重県桑名市)
国道259号 (三重県鳥羽市-愛知県豊橋市)
地域的な括りはないようだ。
主に本州だが幹線というよりも主に地方都市間を結ぶ枝線が多くなってきている。
神戸市から岡山市に主要国道である国道2号は比較的山あいを進んでいく。
国道250号は瀬戸内の海岸線を進むため「浜国道」と呼ばれている。
国道251号は主要幹線道路である国道34号の単なるバイパス線でない。
島原半島をぐるりとまわるコース取りをして諫早市に至る。
国道252号は只見川の谷を進んでいく。
現在、JR只見線が不通となっているので地元の方にとっては貴重な交通インフラだ。
前述した国道254号は東京を起点としているが、国道246号と同じく日本橋を起点としていない。
日本橋からスタートしている国道17号(中山道)の本郷三丁目交差点から分岐したところが起点になっているからだ。
実延長はおよそ260kmの長野県松本市に至る大いなる三桁国道でもある。
静岡県浜松市から岐阜県高山市に至る国道257号もなかなかの距離を進む。
そのほとんが木曽路と飛騨の山の中だ。
岐阜県大垣市から木曽三川のひとつである揖斐川に沿って三重県桑名市に南下するのが国道258号だ。
そして更に南下して三重県鳥羽市から海を隔てた愛知県豊橋市に至るのが国道259号だ。
自分もこのフェリーに車とともに乗船したことがあるがおよそ1時間の快適な旅だった。
関東、静岡方面から名古屋市内の渋滞をさけて三重県に渡りたいなら非常に便利なルートだと思う。