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シニアのための現代用語備忘録

エトセトラ

俺たちの旅のカースケ

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高校生の頃日本テレビ系で日曜日に放映されていた「俺たちの旅」というドラマが大好きだった。

「カースケ」こと主人公役の中村雅俊が歌う同名主題歌もヒットした。

 

当時シンガーソングライターとして一世を風靡していた小椋佳による作品でシングル盤を購入した思い出がある。

シニアの皆さんもこのドラマのとりこになった方も多いのではないだろうか?

 

とにかく自分はこのドラマで吉祥寺の「井の頭公園」の存在を知った。

また自由な生活の大学生活にも憧れたものだ。

 

それではこのドラマに出演していたキャスト陣を覚えているだろうか?

まずは「カースケ」と同級生だった「オメダ」だ。

 

田中健が頼りなさげな役を好演していた。

暴走する「カースケ」のブレーキ役でもあった。

 

そして秋野太作が演じていたのがもう一人の準主人公であった「グズ六」だ。

「カースケ」に好意をもつバスケット部のマネージャーだったのが「山下洋子」だ。

 

 

金沢碧が演じていたが彼女はこの役の成功でメジャーになったのではないだろうか?

「グズ六」は妻の実家で暮らしていたが、その妻が「熊沢紀子」で上村香子が演じていた。

 

いつも「グズ六」が「のりこさん」と連呼していたことを思いだす。

 

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「カースケ」と同じアパートの住人で後に「何とかする会社」を設立したのが「ワカメ」だ。

森川正太が良い味を出していた。

ちなみにこの「何とかする会社」の発想がリアルに「便利屋」という商売に発展した事を記憶している。

 

「オメダ」の妹役は覚えているだろうか?

岡田奈々が演じた「中谷真弓」で「カースケ」に片想いをしていた。

 

これだけ並べるとだいぶストーリーも思いだしてくるのではないだろうか?

大学4年生になっても就職のあせりのない「カースケ」と就職活動がうまくいかない「オメダ」の心の葛藤。

 

当時、学生運動が終結していた頃であり学生たちも方向が見えない時代背景があったのかもしれない。

その中で「ワカメ」が作った「何とかする会社」で楽しく働く「カースケ」に批判的だった「オメダ」も合流していく。

 

当初は2クール(半年)で終了する予定だったこのドラマはあまりの人気にその倍の期間に延ばされた。

中間から後半はとってつけたようなストーリー展開にはなってしまったが、非常に楽しませてもらった。

 

この手の破天荒なドラマは最近減ったような気がする。

というかあまりドラマを見なくなったというのが正解だろう。

 

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