テレビ東京の石川一郎社長の定例会見が29日、東京・六本木の同局で行われた。
27日に行われた安倍晋三元首相の国葬において、各局が報道特番を編成するなか、テレ東は地上波で午後1時40分から5分間、特番を放送したのち、「午後のロードショー」枠で、犬のセントバーナードが活躍する米映画「ベートーベン」を通常通り放送し、国葬の模様は「テレ東BIZ」での配信で伝えた。
国葬中継への編成について、石川社長は「いつものテレ東ということだと思います」と冗談交じりに語りつつ「すべて配信で見られるようにしたということで、報道機関としての責務は果たしたと思っています。
(社外の反応について)99%賛成ということはありませんが、聞いている限りではよくやったという声が多いようです」と述べた。
斎藤勇・取締役総合編成局長は「放送以外にも配信で中継しようという総合的な判断」とコメント。
「ベートーベン」をチョイスした理由について「とても心温まる映画で、幅広い層に見て頂けると思った」と説明した。
同局によると、この日までに視聴者センターまでに届いた感想も、おおむね肯定的な意見が多かったという。(スポーツ報知)
すべてのメディアが同一の報道をする必要はないと思う。
テレ東のスタンスは昔から変わっていないのが逆に凄い。
ここ数年、テレビ番組はテレ東から探す事が多くなった。
低予算で質の高い番組を作る技術は民放トップだと思う。
頭の柔らかいトップがいるからだろう。