中国と安全保障協定を結んだ南太平洋のソロモン諸島に日本政府が関係者を派遣すると報じられたことについて中国外務省は、「第三者を対象にしないよう望む」と釘を刺しました。
中国外務省は22日の会見で、日本がソロモン諸島に政府関係者を派遣するとの一部報道について「突然、ソロモン諸島が人気になっているがよく理解できない」と皮肉交じりに答えました。
そのうえで、「アメリカだけでなく日本まで行くのか」と述べ、「正常な関係の発展に異論はないが、第三者を対象にしないよう望む」と牽制(けんせい)しました。
中国外務省は19日、ソロモン諸島と安全保障協定を締結したと発表していてアメリカや日本などは、軍事的な存在感の強化につながると警戒を強めています。(テレビ朝日)
世界がロシアのウクライナ侵攻に注視している隙をついて外交を進める中国。
本来であれば日本政府にもこのぐらいのしたたかさが欲しいところだ。
ソロモン諸島はオーストラリアの北東およそ1500km。
オーストラリアにしてみれば安全保障上、納得のいく展開ではない。
今回の日本の行動はクアッドのメンバー国として至極当たり前だ。
中国とロシアの動きを止められない。
いつから国連はこんなにも無能になってしまったのか?