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タイの若者デモ“香港モデル”で

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タイで続く反体制デモを主導する若者たちが、昨年の香港デモの手法を「香港モデル」として取り入れ、香港の民主活動家たちも会員制交流サイトSNS)で支援を伝える連帯の動きが広がっている。

 

タイの当局が主要リーダーを相次ぎ逮捕するなど強硬姿勢を強める中、取り締まりと衝突を回避しながらデモをどう効果的に続けるかを模索しているようだ。

「今後、私たちは『香港モデル』で闘う」。

 

激しい王室批判で知られる反体制派リーダーのアノン弁護士は15日の逮捕直前、記者団にこう宣言した。

訴えたのは▽市民や外国人がいる都心近くでデモを行う▽電車など移動しやすい場所で行う▽当局との衝突を避けるため泊まり込みはしない-ことなどだ。

 

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警察の放水などで強制排除された16日の都心交差点デモも、夜のうちに解散。

17、18両日は最寄りの高架鉄道BTSの駅集合をまず呼び掛け、その後SNSで複数箇所に分散移動して、警察の態勢が整う前にデモを行っている。

 

デモ現場でも、参加者が動きやすいように隙間を空けて行列を作り、“バケツリレー”でヘルメットや水を運搬。

退避や周囲の安全などを手のサインで伝える方法も浸透しつつある。

 

いずれも、香港のデモで実践された手法だ。

香港の民主活動家たちもSNSを通じて続々と支援。

 

リーダーの一人、黄之鋒氏は17日、自身のツイッターに「Stand With Thailand(タイとともに)」と記した写真を投稿。

 

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他にもデモに参加する際の服装や装備、催涙ガスを浴びた際の対応法などを細かく指南する投稿が相次ぐ。

香港デモで使われた「Be Water(水になれ)」の言葉も多く見られ、当局の取り締まりが迫っても1カ所にとどまらず水のように柔軟に動き回って衝突を避けよう、とのメッセージだ。

 

今春、タイと中国本土のSNS利用者たちが香港や台湾の在り方について衝突したのを機に、香港などの若者たちがタイとの「同盟」を宣言して話題に。

今回もタイ側への恩返しとして連帯しているようだ。

 

 

タイのベテラン記者は「昔の座り込み主体のデモと違い、今の若者はSNSを通じて有機的で多彩なデモをし、今のところは警察の先を行く」と分析。

ただ「中心リーダー不在が長期化すればデモが下火になったり過激化したりする恐れはある」と話す。

 

近年中国政府との関係を強めるプラユット首相は16日、記者団に香港モデルについて「香港デモはその後どうなったか。参加者はどうなったか。悪影響が出たじゃないか」と返した。(西日本新聞)

 

どんなスタイルであろうと香港は中国共産党の手中に収まってしまった。

手段を替えても目的完遂は難しいのではないだろうか?

 

 

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