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受動喫煙対策法とは

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18日参院本会議で「受動喫煙対策法」なるもが成立した。

これは2020年のオリンピック・パラリンピックを見据えての法案なのだが、先進国としては動きが非常に遅く感じる。

 

事務所や飲食店などは原則禁煙となり、喫煙専用室のみの喫煙しか許されない。

ただし100㎡の店には一部例外規定が作られている。

 

最近では校内「完全禁煙」の学校も多く教師が校門の外で喫煙して問題になっている。

生徒を指導すべき先生が煙草をやめられなかったら意味がない。

 

自分は28歳まで煙草を吸っていた。

28歳のある時、周囲(友人や兄弟)が禁煙したのをきっかけに煙草をやめた。

 

煙草をやめると太る。禁断症状が苦しい。

などとまわりかわ言われたが何の事はない。

 

そのままきっぱりやめることに成功したのだ。

そしてやめてわかった事。

 

煙草はよく「百害あって一利なし」というが本当にそういうものだったと実感した。

本当に美味しく感じたのは俗にいう「食後の一服」で後はもう惰性で吸っていたようなものだ。

 

特に酷かったのが麻雀でリーチをかけるたびに誰かの一服が始まる。

副流煙の中でよく思考回路が働いたと思う。

 

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さて煙草をやめてわかった事が他にもある。

ビジネスシーンの中で煙草というのは「ツール」になっている事だ。

 

 

待ち合わせで取引先を待つ間に一服、商談の交渉の合間に一服。

皆美味しそうな顔をして吸っているのかと思えば、最後はしかめっ面になっている。

 

「ああ毒を吸っているんだな」とよく思っていた。

煙草をやめてからは歩道の前の行く人の煙が気になってしょうがない。

 

最近では歩行喫煙する人も減ったが、時々現れるととにかく風上に移動しようとする。

また煙草を吸っている人に近づくも苦手だ。

 

申しわけないがとにかく臭い。

女性の方で吹かしているだけの人がいるが、とにかくやめた方が無難だ。

 

という事で自分は煙草をやめて本当に良かったと思っている。

そして今回の「受動喫煙対策法」も大いに賛成だ。

 

「喫煙権」は認めるが受動喫煙の事を考えるとこの法律もやむをえない。

ただ喫煙者の方には一度禁煙を試みてほしいと思う。

 

煙草の呪縛が解けた瞬間に「なぜこんなものにここまで拘っていたのか」と思えるからだ。

煙草のない世界は素晴らしい世界だ。

 

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