京葉線の新駅の名称が幕張豊砂駅になった。
この幕張豊砂駅は新習志野駅と海浜幕張駅の中間にある。
そもそもこの新習志野駅と海浜幕張駅の駅間自体が3.7kmしかない。
この駅間に入れるのだから海浜幕張駅と新駅は1kmちょっとの距離になるだろう。
ほぼ山手線の駅間の感覚だ。
地方の方には理解し難い距離かもしれない。
この地に新駅ができるのはほぼイオンモール幕張新都心の存在があるからだ。
このモールはイオンの中でも国内最大級クラスの規模を誇る旗艦店だ。
JR側も相当数の乗降客を皮算用しているはずだ。
さてこのイオンモール幕張新都心店がある美浜区はイオンにとっても特別な地域だ。
お隣の海浜幕張駅にはイオンの本社が入るイオンタワーがそびえる。
またイオンモールから僅か1.5kmの直線距離の旧カルフール跡にイオン幕張店がある。
また海浜幕張駅から二つ先の稲毛海岸駅前にもイオンマリンピア店がある。
そう千葉市美浜区はバリバリのイオン城下町なのだ。
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そもそもイオンの前身であるジャスコ。
そのまた前身である岡田屋は三重県の四日市が創業の地だ。
ジャスコは岡田屋が音頭をとり大阪のシロと兵庫県のフタギという地方スーパーの三社が連携して作られた。
その後の躍進とともに本社は東京へそしてさらに東の現在の千葉市美浜区となっている。
一般の人はイオンは東京の会社と思っている人が多いと思うが、どちらかという関西系の企業なのだ。
岡田屋の家訓に「大黒柱に車をつけよ」というものがある。
これは同じところ(創業の地四日市市)で商売をしていては発展がないという戒めだ。
イオンは以前よりグローバル10(小売業世界トップ10)の目標を掲げている。
イオンにとって舞台は世界に向いている。
コロナで小売業は低迷ぎみだが、近い将来、イオンは日本自体も飛び出す可能性さえありそうだ。