自分が幼い頃に聞いたことがない病気が増えている事に驚く事がある。
例えば病気ではないが、「アレルギー物質」もその一例。今や食品に記載義務のあるアレルギーの特定原材料は7品目もある。
それは乳・卵・小麦・そば・落花生・えび・かにで皆、子供の頃から口にしてきたものだ。
これ見た時にお好み焼きの具材を思いだす人多いんじゃないのかと思う。
こんなにもアレルギーが増えたのを進化と受け取るのかわからないけど、病気に関しては一昔前の理屈は通用しない様だ。
ところで「溶連菌」という言葉もシニア世代になるまで聞いた事のない言葉だ。
「溶連菌」を調べてみると、感染症として喉に感染して咽頭炎や扁桃炎など、俗にいう「喉の痛み」や発熱を伴う様だが、それって十把一絡げして「風邪」というのではないか?
医学の進歩により、より細分化した原因追究がなされているのだと思うけど、体調が悪くなり病院に行って、いきなり「あなたは溶連菌に感染しています」などと言われるとどんな菌に感染したのか不安になってしまう。
溶連菌ではないが、口の中に出来ると気になってしょうがないのが「口内炎」だ。
口内炎はストレスとか免疫力の低下、睡眠不足、栄養不足などが原因と言われているけど、忘れた頃に出来て、知らない間に治っている不思議な病気だ。
この微妙な痛み具合にどの程度の方が耳鼻咽喉科に受診に行くんだろう。
ちなみに幼少の頃はあまりにも頻繁に出来たので、薬屋さんに相談に言ったらビタミンB群が含まれる薬を紹介されてほんの一日二日で治った記憶がある。なんだと思ってこのビタミンB群を含まれる食材を並べてみて納得した。
牛・鶏・豚のレバー、サバなどの青魚あたりは最近食べていない。レバーもさることながら、魚は本当に食べなくなっている。自分もさることながら世間も同じで、スーパーの魚の特売は、その地域の翌日が生ごみの日に設定するとか、皆さん魚のゴミをとにかく自宅に置いておきたくないようだ。
しかし今より環境が悪かった昭和の頃はどうしていたのか?
そうか、各家庭に焼却設備(と言っても一斗缶に穴をあけただけのもの)があって翌日朝にも燃やしていたのかもしれない。
魚を食べなくなった要因は、野焼きを禁止されている現在のゴミシステムにあるのかもしれない。