愛知県の長久手市というと自分は2005年に愛知県で開催された「愛・地球博」を思いだしてしまう。
会場は二か所に分かれており一つは瀬戸物で有名は瀬戸市の瀬戸会場でもうひとつがこの長久手会場だった。
確か当時は長久手町だったような記憶がある。
自分のこの「愛・地球博」には訪れているが、あれからもう13年も経っているかと思うと隔世の感に包まれる。
さてその長久手市に面白い銀行がある。
岐阜県大垣市に本社を「大垣共立銀行」の「ドライブスルーながくて出張所」だ。
さすがにこの業態の店舗は全国金融機関初だ。
同行に口座を持って持っていれば客は乗車したままドライブスルー専用の窓口(2ヵ所)とドライブスルーのATM(2台)利用できる。
電気自動車(EV)で来店した客はEVスタンドで充電可能といたせり尽くせりになっている。
銀行を取り巻く環境が年々厳しくなっている。
特に都市銀と信用金庫に挟まれた地方銀行は尚更だ。
融資先が確保するためにスルガ銀行のように危ない橋を渡る銀行まででている。
スルガ銀行はスマートデイズが運営する女性専用のシェアハウスである「かぼちゃの馬車」に融資を行い多額の焦げ付きを生じている。
というかこの問題の本質はスルガ銀行の融資により問題が大きくなった側面がある。
「貸してなんぼ」の銀行の業務において安全な「借り手」だったはずのオーナー達は運営会社であるスマートデイズの杜撰な計画によって悪夢を見ることになってしまった。
そういう意味においてはこの「大垣共立銀行」は堅実な経営をしていようだ。
サービスの内容が顧客目線というのも評価できる。
自分は関東に住んでいるのでまずこの店舗に行く機会はないと思うが、ぜひ見てみたいものだ。
ところでこの「ドライブスルー」というサービスは外食産業以外にもいろいろ展開されている。
街中で結構見るのが「クリーニング」だ。
大量の洗濯物がある時は車で行くのが確かに最適だ。
また調剤薬局のドライブスルーも増えている。
病院で長い待ち時間の後さらに調剤薬局で待たされてことのある人も多いだろう。
せめて車に乗っていれば「帰るモード」はオンになっているのでストレスは多少軽減されるかもしれない。
その他、埼玉にはドライブスルーの質屋さんまで登場している。
確かに入り難いイメージのある質屋だけに車で乗り付けるのも理にかなっているかもしれない。
次はどんなドライブスルーが登場するか楽しみだ。