アメリカといえば日本人になじみの多い街も多い。
がその知名度の割に人口が思った以上にこじんまりとした都市も多い。
トップ20を見てみる。
2010年のデータだ。
1. ニューヨーク 817.5万人
2. ロサンゼルス 379.2万人
3. シカゴ 269.5万人
4. ヒューストン 209.9万人
5. フィラデルフィア 152.6万人
6. フェニックス 144.5万人
7. サンアントニオ132.7万人
8. サンディエゴ 130.7万人
9. ダラス 119.7万人
10. サンノゼ 94.5万人
11. ジャクソンビル 82.1万人
12. インディアナポリス 82万人
13. サンフランシスコ 80.5万人
14. オースティン 79万人
15. コロンバス 78.7万人
16. フォートワース 74.1万人
17. シャーロット 73.1万人
18. デトロイト 71.3万人
19. エルパソ 64.9万人
20. メンフィス 64.6万人
まずはベスト20を見たところで思った以上に100万以上の都市が少ない事に気がつかないだろうか?
アメリカの人口はおよそ3億3000万人で日本の二倍以上だ。
でも100万都市の構成はほぼ日本と変わらない。
また日本人になじみの深い都市がでてきていない。
例えばボストン、シアトル、ワシントン、ミルウォーキー、ラスべガス、アトランタ、マイアミなどはもちろんこれ以下の人口になる。
たとえば夏季五輪を開催したアトランタは人口僅か42万人しかいない。
日本でいうと香川県の高松市ぐらいの規模になる。
この規模でオリンピックを誘致できたのだから素晴らしい事だ。
ニューヨークが日本でいうところの東京ならば、ロサンゼルスが横浜市、シカゴが大阪市ぐらいのイメージだろう。
テキサス州のヒューストンとダラス間にはJR東海が新幹線の計画を進めている。
大阪市と姉妹都市協定を破棄したサンフランシスコは思ったよりもこじんまりとした街だ。
日本でいうところの新潟市ぐらいだろう。
注目すべきはデトロイト市で自動車産業隆盛の頃は185万人もいた人口が半分以下に減ってしまった。
2013年にデトロイト市が財政破たんしたのも理解ができる話だ。