コロナウイルスが多少沈静化したとはいえまだまだ予断を許さない状況が続いている。
日本はこれから高温多湿な夏になるため一時的には収まるかもしれないが秋以降に第2波、第3波は避けきれないだろう。
これから冬に向かう南半球それも南米とアフリカはコロナ感染が拡大の様そうを呈している。
特にブラジルなどは政府の無策により感染者数はアメリカを抜いてトップに踊りでるかもしれない。
この状況下、日本国民ならず世界中の人が東京オリンピックは出来ないのではないかと思い始めているはずだ。
現実的に考えても難しいだろう。
仮にワクチンや特効薬が年末までに確立されても南米やアフリカに隅々までに行きわたるのに時間が無さすぎる。
日本政府関係者も口に出す事は出来ないが心の片隅で東京オリンピックは無理と思っているはずだ。
IOC側も「延期の延期は無い」と表明している。
つまり来年の7月に出来なければ東京オリンピックは幻の大会となってしまうのだ。
その開催か否かのジャッジをIOC側は今年の10月としている。
それでは中止が確実となってしまうので日本側は来年3月としている。
でも仮に来年3月としても無理だろう。
そこで日本はその次の事まで考えておく必要性があると思う。
ここまで作ったオリンピック施設を無駄にする事はできない。
だから再度、オリンピックの日程を仕切り直しをしてIOC側に優先的に決定してもらうのだ。
2024年のパリ大会と2028年のロサンジェルス大会は既定路線なので動かせない。
そうなるとその次の2032年となる。
そもそも現在のオリンピック開催地は大陸間の持ち回りが一般化している。
この流れでいくと2032年はアジアかオセアニアになる。
タイミング的には問題ない。
さて気になるのがこの2032年に立候補を予定している国と都市だ。
まずお隣、韓国が北朝鮮との共同開催をぶち上げているが、昨今の両国の状況を見ると共同開催は難しいだろう。
またシンガポールとマレーシア、インドネシア、インドなども予定しているようだ。
でも肥大化する経費を考えるとこれらのアジアの国では少々荷が重いような気がする。
ここは非常に申しわけないが東京が割り込みさせてもらいたいところだ。
なおコロナウイルスの元凶である中国が2022年に冬季オリンピックを行うというのは理解し難い。
というか2022年では仮に中国側にコロナ終息を宣言しても誰も選手が中国に行きたがらないと思う。
ここは中国にも潔く開催中止を飲んでもらうしかない。