今回逮捕された男4人は高校生を含む16~19歳で、指示役の関与が疑われている。
関東など各地で相次いだ一連の「闇バイト強盗」でも多くの若者が逮捕されており、犯罪の実行役として若者が「使い捨て」にされる実態が浮かぶ。
警察庁によると、闇バイトに絡む強盗・窃盗事件は2021年夏以降、少なくとも14都府県で五十数件発生。
60人以上が逮捕されたが、10~20歳代の若者が目立っている。
このうち19歳の男3人は昨年12月以降、渋谷区神南の貴金属店で起きた窃盗など6都県の事件に関与したとみられ、逮捕後の調べに「インスタグラムを通じて闇バイトの募集に応じた」などと供述した。
こうした事件の中でも、今回は銀座で多くの人が行き交う時間帯に店を襲い、通行人に見られたり撮影されたりしても動じる様子を見せず約10分にわたって強奪行為を続けるという極めて大胆な手口だった。
少年院の法務教官を務めた静岡県立大の津富宏教授(63)(犯罪学)は「逮捕のリスクがわかっていても、指示役への恐怖心が勝り、決行した可能性がある」とし、「困窮する若年層は多く、SNSなどで仕事を探すことへの抵抗感も薄い。
社会全体で若年層の生活を支える仕組みを作り、犯罪組織に『使い捨て』にされる人を減らさなければならない」と話している。(読売新聞オンライン)
なにか若者の困窮が悪いから犯罪が起きているいう論調だね。
人のモノを盗んではいけない。
こんな事は小学校の道徳の時間に習う事。
メディアは悪い事をすると必ず処罰される事を若者に伝える事が使命のはずだ。
今回の一件、実被害額は億の単位まで行くだろう。
容疑者は未成年で返済能力の無いのなら親が一生かけて償うべき。
マスコミはその事もさらに若者に伝えなければならない。