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シニアのための現代用語備忘録

エトセトラ

県境の旅

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Yahoo!の地図で関東地方を見てみる。

東京から緑色の東北道を北上していく。

 

国道16号の起点と終点

 

埼玉県の久喜市付近で圏央道と交差し利根川を渡ると群馬県に入る。

館林インターから東側を見て見るとハート型の湖らしきものが見えてくる。

 

これが本日の目標地点付近だ。

このハート型の湖らしきものは「渡良瀬遊水地」だ。

 

1900年後半に渡良瀬川の上流で起きた「足尾鉱毒事件」の鉱毒を無害化させるために下流に作られた。

現在は谷中湖とされていてトライアスロンの大会なども行われている。

 

さてその谷中湖の南側から東武日光線の柳生駅付近に地図を辿っていくと「三県境」の境界線が見えてくる。

柳生駅があるのは埼玉県、北側から細く入ってくるのが群馬県、そして東側から丸く寄り添ってくるのが栃木県だ。

 

現在この「三県境」はちょっとした観光地になっていて誰でも簡単に見学にいける。

と言っても観光地というよりも田園地帯にあるただ水路だが、ほんの一瞬で三県を歩く事ができる。

 

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関東にお住まいの方ならそれほど負担なくいける所だ。

谷中湖を絡めて旅してみてはいかがだろうか?

 

さてYahoo!の地図をそのまま東側に移動するとこれまた茨城県の古河市(こがし)になる。

古河市はこのあたりの中心的の街だ。

 

 

実はこの古河を走る宇都宮線(東北本線)にも県境のうんちくがある。

古河駅の一つ手前が埼玉県の栗橋駅。

 

古河駅の一つ先の駅が栃木県の野木駅。

栗橋駅から野木駅までは各駅停車でおよそ10分。

 

つまり僅か10分で3県をまたがる旅が出来るというわけだ。

実をいうとこの古河市から南東に十数キロ進んでいくと千葉県の野田市に行きつく。

 

とにかくこのあたりは関東地方の県境だらけなのだ。

車があれば僅か1時間程度で5県をまたぐ旅も可能だ。

 

興味のある方はいかがだろうか?

 

 

上野駅を起点とする路線はない

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