参院選で与党が過半数を獲得したことを受け、中国政府は岸田政権の基盤が強固になったと判断し、9月の国交正常化50周年を前に本格的な信頼関係の構築に動きだすもようだ。
北京の識者は「政権が短命だと信頼できず、両国関係を改善する余裕もない。
長期政権は中国にとってもプラスだ」と指摘。
人権や安全保障をめぐる対立は根本的には変わらないとした上で、関係改善への期待を示した。
中国では今秋、習近平国家主席(共産党総書記)が3期目入りを目指す党大会を控えている。
米中対立が続く中、外交の安定に向け対日関係を比較的重視するという見方もある。
一方、中国は台湾問題への関与や防衛力増強の動きを警戒している。
中国メディアは10日、日本の外交戦略が「従来路線から逸脱する」兆候があり、「地域の安全保障情勢を悪化させる可能性がある」とする学者のコメントを紹介。
党機関紙・人民日報系の環球時報英語版も6月末、専門家の話を引用し「いわゆる中国の脅威を口実に軍事力増強を正当化しようとしている。
日本の軍国主義を復活させる危険が7ある」と警戒感を示した。(時事通信)
「台湾有事発言」をするなど中国にとって安倍元総理は厄介な存在だったのかもしれない。
今後、岸田さんがこの路線を踏襲してくれるかは疑問だが、少なくとも安倍派の人達が継承してくれる事を期待したい。
まずは憲法改正。
岸田さんがどこまで切り込んでいけるかお手並み拝見。