財政危機に苦しむスリランカ政府は12日、対外債務の一部について、支払いを一時停止すると発表しました。
デフォルト=債務不履行に陥る懸念が高まっています。
スリランカ財務省は12日、新型コロナウイルスの感染拡大などを理由に、510億ドル、日本円でおよそ6兆4000億円の対外債務の支払いが「不可能になった」として、一部の支払いを一時停止すると発表しました。
債務再編に向けて、国際通貨基金=IMFなどと支援策について協議を進めているということですが、1948年の独立以来、初めてとなる対外債務のデフォルト=債務不履行に陥る懸念が高まっています。
スリランカ経済は中国からの巨額の借金で支配が強まる、いわゆる「債務のわな」がのしかかり、市民は物価の高騰や生活必需品の不足、計画停電などに苦しんでいて、大統領の辞任を求める抗議デモも起きています。
今後、政情不安にさらに拍車がかかるおそれがあります。(TBS NEWS)
それはそうだ。
返済出来ない金額を貸し付けた国があるからだ。
IMFに支援を仰ぐのも変な話だと思う。
中国が中心となって進めたAIIB(アジアインフラ投資銀行)にお願いすべき案件だ。
今後、アフリカ諸国など中国による過剰な投資でデフォルトに追い込まれる国が続出しそうだ。
当時、麻生さんが言っていた。
日本人は「借りたものは返す」という意識が徹底している。
逆に言えば「返せない人には貸さない」という事だ。
中国はこのあたりの認識がずれている。