米国のイエレン財務長官は6日、インドネシアが2022年に議長国を務める主要20カ国・地域(G20)の複数の会議について、ロシアが参加するなら米国は参加しないとの考えを示した。
米議会下院で証言した。
G20を完全にボイコットするわけではなく、閣僚級会議など一部の会合での出席拒否を検討しているとみられる。
イエレン氏は「バイデン大統領はロシアをG20から排除するよう求めている。インドネシアに既に伝えたが、我々はロシアが出席するなら多くの会議に参加しないつもりだ」と述べた。
一方、米ホワイトハウスのサキ報道官はイエレン氏の発言について「閣僚レベルや個別の会議について言及したのだと思う」と説明。
「ボイコットや不参加を示唆するものではない」と述べた。
G20は2月にジャカルタで財務相・中央銀行総裁会議の初会合を開き、4月下旬にはワシントンで2回目の会合を開く予定。
バイデン米大統領は3月、ウクライナ侵攻を続けるロシアをG20から排除すべきだとの考えを表明。
一方、ロシア側はプーチン大統領が11月のG20首脳会議(サミット)に出席する意向だと発表していた。(毎日新聞)
確かにロシアが犯した罪は重い。
ただアメリカの度重なる制裁もどうかと思う。
あまり追い込んでしまうとロシアが暴発しないか不安になってしまう。