北朝鮮の大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射を受け、国連安全保障理事会は25日午後(日本時間26日午前)、緊急の公開会合を開催した。
米国は北朝鮮に対する安保理制裁を強化する新しい決議案を提案する方針を表明したが、中国とロシアは制裁強化に反対する姿勢を示した。
安保理は非難声明も出せず、結束した対応を示せなかった。
北朝鮮の弾道ミサイル発射を巡る公開会合は2019年12月以来、2年3か月ぶり。
会合で、米国のリンダ・トーマスグリーンフィールド国連大使は北朝鮮の長距離弾道ミサイルが「国連加盟国のほぼ全ての脅威になりうる」と警告した。
その上で、17年12月の安保理制裁決議が、北朝鮮のさらなるICBM発射に対して「北朝鮮への石油輸出をさらに制限する行動を取る」と明記していることに触れ、「制裁を更新し、強化する」と明言した。
新たな制裁の具体的な内容や提出時期には言及しなかった。
各理事国からはICBM発射への非難が相次ぎ、フランスのニコラ・ドリビエール国連大使は「北朝鮮が(大量破壊兵器開発のために)情報や数億ユーロの資金を得ることができるサイバー分野などを含め(制裁を)更新すべきだ」と語った。(読売新聞オンライン)
国連が機能していない事はウクライナ問題ではっきりした。
今後、いくら国連安全保障理事会で協議しても中国とロシアの拒否権で北に対する制裁はあまり効果が期待出来ない。
ましてや北のロケット技術向上を二か国が協力しているのかと思いたくなる。
もう日本側の遺憾砲はうんざりだ。
そもそも北も聞いていないと思う。
かくなるうえはやはり迎撃技術を上げるしかないだろう。
話題にのぼるレールガンもそうだが、ロケット開発が無駄と思えるような迎撃システムの開発を急ぐべきだと思う。