政府がウクライナ情勢の緊迫化で天然ガスの調達に不安を抱える欧州に対し、液化天然ガス(LNG)を融通する方針を固めたことが9日、分かった。
同日にも発表する。
米国からの要請を受けた対応。
日本国内の必要量を確保した上で、欧州を支援する。
欧州連合(EU)は天然ガス輸入先の約4割をロシアが占める。
ロシアがウクライナに侵攻すれば、米国はロシアに制裁を科す方針で、ロシアが対抗して天然ガスなどの供給を絞ることが不安視されている。
日本政府はLNGの権益を持つ国内企業に協力を求め、欧州への供給を図るとみられる。
欧州へのガス供給をめぐっては、米国とEUが米首都ワシントンで7日、エネルギー協議会を開催。
ウクライナをめぐるロシアとの対立激化に備え、欧州での天然ガス確保に向けた協力の強化を確認した。こうした連携に日本も加わる形となる。(産経新聞)
欧州はロシアにエネルギー依存するとこうなるという典型的な結果になってしまった。
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この状態でも脱石炭、石油を叫ぶつもりなのか?
脱石炭、石油を否定するつもりは毛頭ない。
ただエネルギーに関する急激な変革はタブーだと思う。
脱石炭、石油を謳えば、産出国は嫌でも減産する。
その結果がガソリンやアドブルー(ディーゼルエンジン用尿素水)の高騰だ。
またロシアは欧州側が天然ガスが嫌でも必要な冬にウクライナ侵攻を進めている。
あきらかに欧州はロシアに足元を掬われている。
これを機会にロシアのパイプラインに頼らずエネルギー政策の見直しをすべき。
もちろん再生可能エネルギーの頼るのも良し。
ただそのエネルギーが本当に軌道に乗るまでは石炭、石油に頼らざるを得ないだろう。
日本が得意とするクリーン石炭発電だって選択肢にのぼるはずだ。
今の欧州を見ているととにかく急ぎ過ぎているとしか思えない。