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中国のEV充電4時間待ち

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電気自動車(EV)など「新エネルギー車」が急速に普及する中国で、充電設備不足が深刻化しつつある。

今秋の行楽シーズンには、充電待ちの車両が高速道路上で長蛇の列をなして渋滞の原因となる事態が発生。

 

地価の高騰もあって充電設備を増やすには多額のコストが必要となる。

中国政府はバッテリーごと充電済みのものと交換する方式の新エネ車と交換施設の普及を加速させる施策を打ち出した。

 

ステマの問題点

 

中国自動車工業協会によると、10月の新エネ車の新車販売台数は38万3千台で前年同月比約2・5倍となり、過去最多を更新。1~10月の累計販売台数は254万2千台で前年同期比約3倍の伸びとなった。

 

習近平国家主席は2030年までに二酸化炭素(CO2)排出量を減少に転じさせ、60年までに実質ゼロにすることを国際公約に掲げており、政府は新車販売に占める新エネ車の比率を19年の4・1%から30年には40%に高める計画だ。

 

だが、新エネ車の普及に伴って各地で充電設備不足が顕在化している。

団地などの集合住宅では設置台数が限られるほか、供給できる電力の容量も少ない。

 

中国の都市部では敷地の確保も容易ではなく、整備に多額の費用がかかる。

中国の国有送電企業大手、国家電網によると、10月上旬の大型連休には高速道路に設置された充電設備によるEV給電量が平日の4倍に達し、過去最多を記録。中国メディアによると、充電待ちで4時間かかった場所もあり、充電待ちの車列で大渋滞が起きた。

 

航続距離の短さや充電時間の長さが弱点の新エネ車。

 

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広東省広州市で11月に開かれた自動車展示会「広州国際モーターショー」では、充電1回で千キロ超走れる車や、5分の充電で200キロ走れるEVも登場するなど電池の性能向上が進むが、北京の自動車業界関係者は「新技術の普及には時間がかかる」と指摘する。

 

こうした事態を受け、中国工業・情報化省は10月末までに、北京や江蘇省南京、重慶など全国11都市で電池交換式新エネ車の普及を推進する通知を出した。

電池交換方式新エネ車を10万台以上普及させ、7月時点で763カ所だった交換施設をさらに千カ所以上建設する方針。

 

これらの取り組みで、年間70万トンの燃油消費と200万トン以上のCO2排出を抑制するという。

自動車や電池のメーカーも交換施設の増設を計画している。

 

ただ、従来の充電設備と違ってメーカーごとに利用できる交換施設が異なるため、交換用電池の規格共通化が今後の課題。

北京の業界関係者は「電池メーカーの細分化、電池の素材や生産ラインの違い、自動車メーカーの独自技術との関係もあり、規格の統一は容易ではない」と話した。(西日本新聞)

 

 

中国の人口から考えるとかなりの量のスタンドが必要になる。

もし電気に代わる代替えクリーンエネルギー車、例えば水素エンジン自動車が途中から主流になったらどうするのか?

 

自分はEVを頭から否定するつもりはない。

ただガソリン車から次世代車への移行はもっと時間をかけてすべきだと思う。

 

特にEUは急いでいる様な気がしてしょうがない。

 

 

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