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伊方原発が来月2日運転再開

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四国電力は22日、長期間の停止が続いている伊方原発3号機(愛媛県伊方町)の運転を12月2日に再開すると発表した。

来年1月4日から商業運転を始める。

 

今年6月の段階で、10月中旬に運転再開予定だと発表したが、不祥事で遅れていた。

伊方3号機は、2019年12月に定期検査で停止。

 

20年1月の広島高裁による運転差し止め仮処分決定や、同月に起きた制御棒を誤って引き抜くなどのトラブルにより停止が続いていた。

さらに今年7月には宿直中の社員が無断外出した保安規定違反が発覚し、愛媛県知事が安全対策の徹底を求めていた。(共同通信)

 

イオンが無い県がある

 

電力会社にしてみれば昨今のLNGの調達不振もありとにかく運転を急ぎたい原発。

東日本大震災の福島第一原発事故により止まっている各原発を少しでもはやく稼働させたいところだが、そのほとんどが使用前の検査中状態で運転の認可待ちだ。

 

もちろん地元との折衝も続いている。

現在、日本国内の原発で稼働しているのは関西電力の大飯原発(福井県)と高浜原発(福井県)、九州電力の玄海原発(佐賀県)と川内原発(鹿児島県)の4ヶ所だ。

 

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ところで北半球には大都市の南西には原発を作らないという暗黙の了解があるという。

偏西風が吹いているため、原発事故の際に北東にある大都市に甚大な被害がでるためだ。

 

 

この定説を無視した原発が日本には二つある。

ひとつは東京を中心とした首都圏の南西に位置する静岡県の浜岡原発。

 

そして京阪神地区の西側に位置するこの愛媛県の伊方原発だ。

この二つの原発は南海トラフ地震の影響をもろに受けるところに位置している。

 

そのうちの一つの伊方原発が今、稼働をしようとしているのだ。

南海トラフ地震で想定される津波の高さは静岡県で33mと言われている。

 

どんなに防波堤を整備してもその破壊力に勝てるとは到底思えない。

電気は確かに必要。

 

自分も原発はある程度容認すべきだと思っている。

ただこの原発の現実を知っている人が果たしてどの程度いるかが非常に疑問。

 

伊方原発や浜岡原発(仮に本稼働したら)が事故を起こせば想像を絶する被害者が出るのは確実だ。

 

 

浜岡原発が運転を再開する日

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