ここ数年、とにかく耳の中が気になる。
耳の中で何かが耳の壁に触れて無償に痒いのだ。
このような感覚は若い頃にはなかったと思う。
どうも耳の中で伸びた耳毛がその原因のようだ。
シニア世代になると男性はとにかくこの耳毛が生えてくる。
時々、耳の付近が剛毛の老人を見かける事があるが、気にならないのかと思ってしまう。
自分はこの耳毛が非常にストレスだ。
だからつい習慣で耳の入口付近を指で探ってしまう。
耳の入口付近のつまめるものは抜いてしまう。
もちろん耳毛に限らず体に生えている毛を抜くことはあまり良い事ではない。
人間の毛はその生えている部分なりの目的があるからだ。
髪の毛は皮下脂肪や筋肉がない頭部の脳を外部からの衝撃から守るためと言われている。
眉毛は雨など頭頂から流れ落ちる水から目を守るためと言われている。
また鼻毛は空気の汚れを除去するフィルターの役目をしている事は有名な話だ。
そう体毛はただ意味もなく生えているわけではない。
それでは耳毛が生えてくる目的は何なのか?
一説には外部からの刺激や虫などの異物から耳を守るためという。
でもそれならその機能は生まれたての赤ちゃんの時から必要ではないだろうか?
でも赤ちゃんに耳毛は生えていない。
そこで自分が考えた仮説がこうだ。
人は老化により聴力や神経などが機能がどんどん低下する。
そうなると外部からの刺激や虫など異物の侵入に反応出来なくなるのを耳毛が防御してくれているのではないだろうか?
さて気になる耳毛だがどう処理をすれば良いのか?
昔、あるテレビ番組でインドの床屋さんが耳毛をライターで燃やして処理をしているのを見たことがある。
もちろん真似してはいけない。
やはりインドでも耳毛を抜くは良しとはしていないようだ。
そこでネット通販でば耳毛カッターを探す事にした。
そこでふと気がついた。
ネット通販の画面に集中していたら、いつのまにか指で左耳の入口付近を探りはじめていた。
これは早めに購入したほうが良さそうだ。