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シニアのための現代用語備忘録

政治・経済

主導権を握る会話術

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昔、取引先の人で会話術が素晴らしい人がいた。

今から思っても非常に感心する。

 

会話の主導権はこのようにして取っていくんだと実感した。

当時を思い出す。

 

小売業の意外な親会社

 

その人は仕入先の営業マンでかなり親しい仲になっていた。

商談室に行くとその人が不機嫌な顔で座っている。

 

もうここから心理戦が始まっているのだ。

自分:「毎度どうもお世話になります」

 

取引先:「毎度どうもお世話になります」

取引先:「自分さん。参りましたよ」と相変わらず不機嫌な顔つき

 

自分:「何かあったんですか?」

取引先:「いいですよ。自分さんに言っても解決しないですから」とつっけんどんな対応。

 

自分:「聞かせてくださいよ」無性に聞きたくなっている自分。

取引先:「いいですよ。つまらない話ですから」と相変わらず頑な対応。

 

自分:「何かトラブルがあったんですか?」と情報に探りを入れる。

取引先:「しょうがないですね。実は・・・・・・・」とその問題点を話始める。

 

気がつけばこの段階で自分が頭を下げて話を聞かせてもらっている立場になっている。

聞けば、自社内の部下の失敗の話でとるに足らない話題。

 

商談の導入部分で完全に主導権を握られている。

情けないが一本取られた。

 

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相手が興味の無い商品を売り込む事は本当に難しい。

挨拶後、商品の話から入ってはいけない。

 

 

ましてやいきなり価格の話もしてはいけない。

まずはあなたの会話に興味を持たせる事が重要。

 

会話の主導権を握らないと商品は売れない。

 

 

メラビアンの法則とは

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