そもそも何故戦争が起こるのか?
有史以来戦争の要因はつまるところ食糧の奪い合い。
そして石油や水などの利権の奪い合い。
そして宗教やイデオロギーの違いによる対立。
そして悲しいかな大きな戦争により地球上の人口は調整されてきた背景がある。
第二次世界大戦の死者数は5,000万人から8,000万人と言われている。
当時の世界の人口のおよそ2.5%が被害者になった。
経済的な観点から見ればそれは必要悪なのかもしれない。
需要と供給のバランスが崩れれば是正しなくてはいけない。
ただそれを良しとして言える人は地球上にはいないはずだ。
そう戦争で死にたいなんて思う人は一人もいない。
それでも戦争は起こる。
日本人には縁が無いと思っていた戦争がヒタヒタと近づいている。
日本には関係無いと思っていた人達も「もしかすると、、」と思い始めているのではないだろうか?
でも日米安保があるから大丈夫。
いざとなったらアメリカが守ってくれるはず。
と思っている人達はかなりの楽天家だと思う。
最初に断っておくが自分は右でも左でもない。
完全にニュートラルの発想の人間だ。
でも有事の際にアメリカ軍が守ってくれるなんてこれっぽっちも思っていない。
そもそも日米安保条約は核爆弾と同じ抑止力の意味合いが強いと思っている。
日本を攻撃すればアメリカが出て来る。
だから攻撃できない。
というわけだ。
そもそもアメリカ軍の兵士だって他国のために戦えるのか?
戦えるわけがない。
自国を守るためだから命を張れるのだ。
だから日本が攻撃されたらまず日本が応戦をして初めてアメリカ軍が援護してくれるのだ。
そのあたりを再認識しないと日本はあっという間に占領されてしまうかもしれない。
戦争はしてはいけない。
これは誰もが認識している。
でも他国からの侵略も許していけない。
このバランス感覚を維持していくのが平和ボケの日本に出来るのかは非常に疑問だ。