自分は髪の毛の二重苦に悩まされている。
世のシニア男性のその多くが同じ悩みを持っていると思う。
その二重苦とは言わずと知れた薄毛と白髪だ。
ただ薄毛に関してはいくら育毛剤を使っても復活の兆しも見えてこない。
最後の選択肢は坊主だ。
これなら薄毛と白髪の両方が解決しそうだ。
ただ髪の毛が残っている両サイドが問題だ。
白髪染は髪の毛が短いほど大変になる。
髪の毛は無くても困るが残っていても困る代物だ。
染めても染めてもキリが無いのならいっそのこと染めないという選択肢もある。
でも結婚式などちょっとした場に出席する事になると結局、白髪染めの無駄な抵抗を行ってしまう。
理由は簡単だ。
全体が真っ白ならこんな悩みは生じない。
中途半端に黒いところが残っているから悩んでしまうのだ。
さてコロナ禍のなか一年も終わりを告げようとしているがにこのまだら模様は頂けない。
結局また無駄な抵抗なモードになっていく。
ところで自分には白髪染めの裏技を使っている。
これは以前、勤めていた会社の取引先の方に聞いた方法で非常に効果的だ。
よろしかったら皆さんも白髪染の際に参考にしてほしい。
まずどこのお宅にもある食品用のラップを70~80cm程度に広げてカットしおく。
ラップは非常に絡み易いのでテーブル上でフラットに広げておくのが理想だ。
そこで通常通り白髪染めを行う。
要はその後にラップで頭を包んで髪の毛に液剤を浸透させようというわけだ。
そこで重要になるのがそのラップの巻き方。
まず中央部分を自分の目の高さに合わせて左右後ろ側にキツに巻き込む。
剣道の手ぬぐいを巻く要領だ。
この時に耳を隠すぐらい下側に持ってくる事が重要だ。
そうしないともみあげ部分の染め残しが出来てしまうからだ。
そして頭頂部付近をゆっくりと後ろ側に巻き込んで頭全体がラップで覆われて完成だ。
さてここまで終わったところでお風呂に入る準備をする。
お風呂が沸くまでいつも白髪が残ってしまう耳の裏側やもみあげ部分など念入りにラップの上から押しつけて液剤を浸透させていく。
なおあまりラップを強く引っ張ると切れる可能性があるので程々に。
5分程度経ったらいつも様に風呂で洗髪するのだがここで慌ててラップを外してはいけない。
何故なら先にラップを外してしまうと服を脱ぐ時に上着や下着を汚してしまうからだ。
そこでラップをしたまま裸になり最後にラップを外せば服が汚れることはない。
外したラップは内側を丸め込むようにたたんで脱衣所のゴミ箱に捨てる。
あとは通常通り入浴して洗髪をする事になる。
きっと染め残しのない仕上がりになるはずだ。
興味のある方は自己責任で試してみてほしい。