ここ数年はネット上のフリーマーケットである「メルカリ」などのフリマアプリが大人気だ。
かくいう自分もたまに利用しているが非常に便利だと思う。
というか自分は時代について行こうと思って頑張っているともいえる。
自分がフリマアプリが素晴らしいと思う点はゴミを出さない事だ。
つまり不要品を捨てるのではなく必要としている人に移動させるのだ。
そのこには僅かだが経済の力が働く事になる。
送る側は不要なものがお金に代わる。
送られる側は必要なものが低額で手に入れることができる。
誰も損をしていない。
近江商人ではないが「三方よし」の取引だ。
ここでいう三方のもう一方はもちろんメルカリなどのフリマアプリ運営側になるだろう。
先日も学生時代に好きだったあるミュージシャンの廃盤アルバムを発見してすぐに購入した。
この手のマニアックな商品はフリマアプリかオークションでしか見かけない。
フリマアプリは探している人にとっては宝の山なのかもしれない。
さてフリマアプリの利用方法については今回は触れない。
ご興味のある方は難しくないのでぜひ挑戦をしてみて欲しい。
ただひとつ出品に関しては注意事項がある。
希望売値が1,000円程度の商品でないと販売手数料や宅配便の送料を考えると赤字になる可能性がある。
それだけは覚えておくと良いだろう。
さてこの便利なフリマアプリだがここのところ何か非常に悪いイメージが定着している。
そう新型コロナウイルス騒動の裏側でマスクやトイレットペーパーの転売に利用されているからだ。
マスクに関しては法令化されて罰則までできているのに現在でもホチキスの芯など他の商品を隠れ蓑にして転売が横行している。
思い返せば一年前、平成から令和に元号が変わるタイミングでフリマで騒動を起きていた事を覚えているだろうか?
4月1日に菅官房長官から「令和」が発表された途端に街頭で配布された新聞の号外。
その号外があっという間にフリマアプリにアップされたのだ。
もちろん号外をアップする事は違法でない。
ただこれはフリーマーケットのやり取りではなく完全な商売だ。
そこまでして小銭が欲しいのかと思ってしまう。
フリマアプリは問題か?
フリマアプリは問題ではない。
フリマアプリを使う人のモラルが問題なのだ。
これからフリマアプリを始められる方はフリマの本来の意味を把握してから楽しんで欲しいものだ。