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お節の意味

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「おせち」はここ数年通販のヒット商品になっている。

通販やデパ地下で購入してきて自宅で食べる食品を「中食(なかしょく)」という。

 

ちなみに外で食べるのが消費税で話題になっている「外食」。

自宅で作る食事が「内食(ないしょく)」という事になる。

 

流通業は「中食(なかしょく)」にここ数年非常に力を入れているカテゴリーだ。

その理由はずばり利益率が良いからだ。

 

イオンが無い県がある

 

そこで年末に売れて単価も高い「おせち」に各社が力を入れている。

「せめて正月くらい」という意識が働くのだろうが各家庭の財布の紐が緩むというもあるだろう。

 

また核家族化が進んでおり一家族あたりのおせちを食べる量が減っている。

従来の様に一からおせちを作ろうとすると相当な手間がかかる。

 

そして二人分を作るほうが不経済になってしまう。

「おせち」が売れる背景は需要と供給のバランスが合致しているからだ。

 

ところで通販でおせちを購入すると消費税はどうなるのだろうか?

ちなみに一般的なおせちであれば消費税は8%のままのようだ。

 

ただし高級な食器が使用されているおせちに関しては10%とになる。

そのおせちは早いところでは夏前から作って冷凍しておくらしい。

 

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確かに11月に注文を受けて作ろうにも食材の調達が間に合わない。

メーカーは数字の読みが難しいのではないだろうか?

 

さておせちを漢字で書くとどうなるかご存じだろうか?

答えは「お節」だ。

 

そもそもお節の意味は何なのか?

「お節」は「御節」と書く事ができる。

 

「節(せち)」という漢字は季節の変わり目を意味している。

特に三月三日、五月五日などの「五節句」は特に有名だ。

 

そこで供される料理が正月のおせちの原型になったと言われている。

皆さん何気なく「おせち料理」という言葉を使っているがほとんど人がその意味を知らないわけだ。

 

 

さてそのおせちだが最近は中性脂肪や血圧の事が気になって自分的にはあまり脂っこいものやプリン体が含まれるようなものは避けるようになっている。

特に数の子などの「玉子系」はまず手を出さない。

 

つまるところおせちを目で見て正月気分を味わって終了なのだ。

皆さんのお宅はいかがだろうか?

 

子供の頃と違っていつまでも正月気分を引きづらなくなっている。

それこそ3日の箱根駅伝の復路を見たらカレーが恋しくなっているかもしれない。

 

「おせち」がご馳走だった時代に比べて現代は飽食の時代だ。

今一度お節の意味を考える時代になっているのかもしれない。

 

下げたいガンマーGTP

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