防衛省は昨年の10月、韓国の済州島で行われた国際観艦式への護衛艦の派遣見送りをとりやめた。
これは韓国から自衛艦旗である「旭日旗」の掲揚自粛を求められた事による対応だ。
日本国民から見て誰も異論はないだろう。
という事で今年は逆に日本が相模湾で実施する自衛隊観艦式に韓国を招待しなかった。
現状の日韓関係を考えればこれまた日本国民に異論はないだろう。
「旭日旗」は太陽と太陽光(旭光)を意匠化した旗とされている。
1870年には大日本帝国陸軍の軍旗として、また1889年には大日本帝国海軍の軍艦旗としても採用されている。
現在でも陸上自衛隊の自衛隊旗としてまた海上自衛隊の自衛艦旗として引き続き日本の軍事の象徴として使用されている。
なぜ韓国はこの旭日旗をなぜ嫌うのか?
事の発端は2011年に行われたサッカーアジア大会の準決勝に起因されているらしい。
日本のファールにより得たペナルティーキックで韓国代表の「奇誠庸」がゴールを決める。
その後、彼は何を思ったのか日本人への侮辱を意味する「猿の真似」を行ったのだ。
「人種差別」だという周囲の批判に対して彼は「観客席にあった旭日旗への仕返し」と反論をした。
この一件から韓国の「旭日旗」に対する風当たりが強くなったとされている。
あきらかに人種差別発言と批判を受けた際のその場凌ぎの言い訳としか思えないのだが。
自分は右でも左でもないがこの旗に特別な想い入れはない。
旭日旗が特段、右傾化の象徴とも思わない。
はたまたは旭日旗はかっこいいとも思わない。
日本国民のほとんどがそのレベルの意識しかないのではないだろうか?
韓国が厄介なところは民意が大きくなると政府も同調するところだ。
そもそも旭日旗とは軍国主義の象徴でもないし国際法上、何の問題も有していない。
旭日旗が気に入らないという理由だけで使用自粛を求めてくる。
これこそ「内政干渉」にほかならないだろう。
ちなみに第二次世界大戦の際に日本と対峙する立場にあった中国は日本で開催された自衛隊観艦式に招待され今回初めて護衛艦を派遣している。
そう中国はこの「旭日旗」を問題視していないのだ。
世界でこの「旭日旗」をナチスの使用していた「ハーケンクロイツ」と同一視しているのは韓国のみだ。
中国さえも味方についてくれない韓国。
「旭日旗」にあまりこだわっていると更に孤立する事がまだわかっていないようだ。