ハロウィンが日本の定番の催事と定着して久しい。
特に今年に行なわれるハロウィンは令和最初のハロウィンとなる。
この日本風になったハロウィンが仮装の馬鹿騒動とみるか商業的なイベントとして成功しているかと見るかは少々微妙なところだ。
ところで2019年のハロウィンはいつなのか?
これは愚問だ。
何故ならハロウィンは毎年10月31日と相場が決まっているからだ。
むしろ「2019年のハロウィンは何曜日なのか?」の方が重要な問題だ。
特に怖いのが10月31日が週末に絡んでくるとお祭りが暴動になりかねない。
2019年のハロウィンは木曜日だが油断は禁物だろう。
ところで先ほども触れたがこのハロウィンに経済効果はあるのだろうか?
現実的に仮想用の服やクロスが売れている。
また人が動けば飲食などの数字も動く。
一説には経済波及効果としてはバレンタインを抜いているという。
経済的には成功といえるかもしれない。
しかしあの馬鹿騒ぎをしている若者はハロウィンのお祭りとしての本来の意味合いを知っているのか疑問だ。
ハロウィンはもともとはケルト人の祭りが起源と言われている。
秋の収穫を祝い悪霊を追い払う宗教的な祭りである。
渋谷のスクランブル交差点で酒を飲みながらハイタッチをする祭りではないのだ。
日本人はその無宗教感から海外の流行の祭りをいとも簡単に取り入れてしまうところがある。
そもそもクリスマスやバレンタインも海外の風習なわけである。
普段、教会に行くことのない日本人がクリスマスだけは改宗したかのようにイエス・キリストの誕生を祝って盛り上がるのだ。
日本人は良い意味でどんかんなのかもしれない。
ところでクリスマスやバレンタインなど海外の風習が日本に定着したのは「商業の力」が働いていると言われている。
クリスマスは銀座の明治屋が1900年(明治33年)に広めたといわれている。
またバレンタインの起源は「モロゾフ」説や「メリーチョコレート」説があるが、菓子メーカーが仕掛けた事だけは間違いなさそうだ。
ちなみハロウィンの起源は諸説ある様だが、どうも東京ディズニーランドのイベントがもっとも有力なようだ。
つまり海外発の催事に関しては「商業の力」が大方働いているという事だ。
今年もまもなくハロウィンの馬鹿騒ぎがやってくる。
2019年のハロウィンはいつか?
答えは木曜日だ。