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ラウンドアバウトとは?

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皆さんがお住まいの街にはロータリーがあるだろうか?

「駅前にある」と言われる方がほとんどであろう。

 

では「駅前にあるものを除く」とするとほとんどの方が見たこともましてや走った事も無いとう答えになるだろう。

実はこのロータリーは大型のものは北海道の旭川市と釧路市に存在している。

 

旭川駅の北口から緑橋通りを進み9条通りを左折すれば旭川市のロータリーに突き当たる事ができる。

また釧路駅から南に伸びる北大通りを南に進み釧路川にかかる幣舞(ぬさまい)橋を渡れば釧路市のロータリーに行きつく事ができる。

 

旭川市のロータリーは6路線をまとめ、釧路市のロータリーは5路線をまとめている。

北海道が大好きだった自分はこの二つのロータリーを自分で運転で通行したことがある。

 

本州では味わえない何ともいえない緊張感があるのだ。

さてこのロータリーには通行のルールがある。

 

25年後に人口が増えている都市がある

 

それは「左から入ってくる車に道を譲る」という大原則があることだ。

だから進行方向の左手から入ってくる車がある場合は止まって譲る必要がある。

 

とはいえ現実的にはあまり厳粛に守られていないような気もする。

なおセンターラインは書いていないが一度に複数台走れるスペースがある。

 

ただ間違っても内側に入らない事だ。

外にでるのに大変だからだ。

 

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このこのロータリーに似た構造の「ラウンドアバウト」が最近普及してきた事はご存じだろうか?

実はこの「ラウンドアバウト」は2018年3月末現在で全国27都府県の75箇所にも普及している。

 

「ロータリー」と「ラウンドアバウト」の決定的な違いはその優先権にある。

「ラウンドアバウト」は左側優先ではなく先に入って走っている車だ。

 

こちらもかなりあいまいなので主張の強い車はがんがん入れるが遠慮をしている車はなかなか入れない事になる。

ところで一般的な概念としては交差点は商業地としては理想的な立地とされてきた。

 

 

多くのコンビニエンスストアがこの立地を確保してきたのはご理解していただけるだろう。

ただ今後この「ラウンドアバウト」が普及すると商業地としての価値が下がるのではないかと思っている。

 

ドライバーをこの「ラウンドアバウト」の通過に意識が傾いてコンビニやその他の商業施設を見落とす可能性がある。

かと言って一般の宅地としては駐車が非常にし難くなりそうだ。

 

「ラウンドアバウト」に面している土地は評価が下がっていくのかもしれない。

 

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