7月30日に驚くニュースが入ってきた。
「メルカリ」がJ1の鹿島アントラーズの経営権を取得したのだ。
鹿島アントラーズの株式61.6%を保有するのは世界企業でもある日本製鉄だけに大きな話題になった。
そもそもプロスポーツを所有する企業は時代の鏡と言われている。
現在はもちろんIT企業がその存在でありプロ野球ならソフトバンクに楽天、DeNAになる。
またJリーグならヴィッセル神戸をこれまた楽天が所有している。
という事でシニアの方も「メルカリ」が何かわかりませんとも言えなくなってきた。
「メルカリ」とは東京都港区に本社を置く株式会社メルカリのフリマアプリの事だ。
フリマアプリとは簡単に言ってしまえば「スマホやパソコンでフリーマーケットに参加するソフト」と思っておいて間違いはない。
ちなみに「メルカリ」とはラテン語で「商いをする」という意味の「mercari」からとられている。
この言葉は「market(マーケット)」の語源にもなっている。
あわせて覚えておくと良いだろう。
さて自分もメルカリは数回出品した経験があるがこれが非常に楽しい。
今回はシニアの方にもわかるようにメルカリの始め方を紹介しよう。
身近にある不要な物の処分に困っている方も多いだろう。
ただ捨てるのでは意味がない。
それを求めている人に売って少しでも自分のお小遣いになるのは合理的な話だ。
なおメルカリの登録についてはご自分で挑戦して見て欲しい。
基本的には難しい事はない。
メルカリで重要な事は売りたい商品の「値付」である。
まずメルカリで商品を出品して売れると10%の手数料を取られる。
また出荷に関しては比較的安く送れる「らくらくメルカリ便」を利用する事になる。
宅急便コンパクト(200X250X50)だと箱代が65円と送料が全国一律で380円が必要になる。
出品前に荷物の大きさの送料を確認してから「値付」をしないと赤字になる可能性があるので注意が必要だ。
またメルカリには「利用停止」というペナルティーがある。
以前メルカリに紙幣が額面以下の金額で売りに出て社会問題化した事がある。
メルカリの利用停止とはそのような利用規約に違反する会員に課せられる。
商品をアップする前に必ず合法な商品かどうか確認するようにしてほしい。
代表的な出品できない商品には「偽ブランド品」、「盗品」、「犯罪や違法行為に使用されるおそれのあるもの」などがある。
ご自宅にある一般的なものであればまず触れる事はないと思うが念のために。