4日に北朝鮮が新型の短距離弾道ミサイルと見られる兵器の日本海に向けて発射した。
米朝協議が失敗に終わり頼みの綱だったロシアとの交渉も思った成果が得られなかった腹いせかもしれない。
また一説にはこの発射によりアメリカが動きを確認するとの予測もある。
日本政府は「日本の領域や排他的経済水域(EEZ)」への飛来はなかったため緊急性はないとする判断を下した。
さてアメリカならずとも西側諸国が思い描く北朝鮮問題のソフトランディングとは何だろうか?
韓国だけは「半島統一」という甘い理想を描いているかもしれない。
でもほとんどの国が期待しているのは戦争を起こさせずさらに核ボタンに触らせずにクーデターなどによる内部崩壊だと思う。
そこで暗躍するのがCIAなどの諜報機関だ。
かなりの人間が北朝鮮に潜伏していると思う。
もちろん白人ではなくアジア系の人間だろう。
暗殺された金正男(キム・ジョンナム)の長男である金漢率(キム・ハルソン)の支援組織である「自由朝鮮」が金正恩独裁体制の打倒を訴えて臨時政府の樹立を宣言している。
この組織とアメリカの諜報機関とのつながりも噂されており金正恩体制崩壊後に金漢率をトップにして自由主義体制にするところまでロードマップは完成しているのではないだろうか?
後はまさにいつ「北朝鮮にクーデターは起こるのか?」が焦点になるのかもしれない。
ところでこのCIAなる組織が日本の「東京地検特捜部」と親密な関係にある事はご存じだろうか?
実は「東京地検特捜部」はダグラス・マッカーサー率いるGHQの主導で作られた下部組織と言われている。
ゆえに「東京地検特捜部」が立件してきた政治汚職事件のそのほとんどが「対米自立志向政権」だと言われている。
ロッキード事件の田中角栄元総理やリクルート事件の竹下登元総理などアメリカにとって都合の悪い内閣は潰されて来たのだ。
さてその「東京地検特捜部」が現在一番動いている事は何だろうか?
そう日産の元CEOカルロス・ゴーンだ。
なぜ「東京地検特捜部」すなわちCIAしいてはアメリカ政府がここまでカルロス・ゴーンを追及するのか?
それはフランスやドイツの対中傾斜に要因があるとされている。
このあたりの綱引きがわかってくると何故イギリスがEU離脱を進めているのかも見えてくる。
すべては米中冷戦の中で静かにアメリカが動いているのかもしれない。