好評の三桁国道、今回は430号から439号まで旅してみたい。
中部地方から近畿地方を走ってきた420番台。
430番台はどこに進むのか?
国道430号 (岡山県倉敷市-岡山県玉野市)
国道431号 (鳥取県出雲市-鳥取県米子市)
国道432号 (広島県竹原市-島根県松江市)
国道433号 (広島県大竹市-広島県三次市)
国道434号 (山口県周南市-広島県三次市)
国道435号 (山口県山口市-山口県下関市)
国道436号 (兵庫県姫路市-香川県高松市)
国道437号 (愛媛県松山市-山口県岩国市)
国道438号 (徳島県徳島市-香川県坂出市)
国道439号 (徳島県徳島市-高知県四万十市)
430番台は全体的に中国地方と四国地方をカバーしているようだ。
国道430号は倉敷市の西側に広がる水島の工業地帯から昔、四国への玄関口であった宇野港方面に向かう。
自分は子供頃何回かこの宇野港から宇高連絡線で対岸の高松に渡ったことがある。
当時、寝台特急の瀬戸が宇野駅まで走っていた頃の話だ。
宇高連絡線の船内で食べた讃岐うどんの味が忘れられない。
国道431号は出雲市から宍道湖の北岸を通り松江市をぬけて中海の北側から鳥取県の境港市に至るルートだ。
この境港市にはダイハツ・タントカスタムのCMで「ベタ踏み坂」として有名になった「江島大橋(えしまおおはし)」がある。
国道431号から若干ルートが外れてしまうが興味のある方は行かれる事をお奨めする。
国道435号は山口県の県庁所在地である山口市から県内最大の都市である下関市に国道2号の迂回的ルートいなっている。
そもそも山口市は人口的には非常に肩身が狭い。
なぜ下関市が県庁所在地にならなかったのか未だに不思議だ。
国道436号は予想の通り海上国道だ。
姫路市内におよそ1km程度また小豆島内で国道の表記を確認できる程度だ。
高松市内は国道30号との重複区間のためその表記は見れるかは不明だ。
でも起点が姫路市というのも面白い。
普通の感覚でいくと小豆島の北対岸にある岡山県備前市あたりになってもおかしくないからだ。
同じく国道437号も海上国道になる。
松山市の北西西にある屋代島を経て対岸の岩国市に至る。
徳島県徳島市から四国地方の深い山の中をすすんでいく。
俗にいう「酷道」である。
徳島市から四万十市に所用のある方は徳島道から高知道へと経て国道56号から四万十市にアプローチするのが普通であろう。
このルートをとる奇特な方はかなり少ないと思われる。
中国地方四国地方を進んできた430番台。
440番台はどちらに進むのか?